なぜ肩甲骨をストレッチするべきなのか?トレーナーが語るメリット

MELOS -メロス-
「肩まわりが張っている」「腕が真上に持ち上げにくい」と感じることはありませんか?

それは、張りの出ている肩の上部ではなく、背中にある肩甲骨まわりの筋肉が硬くなっていることが原因かもしれません。

プロスポーツトレーナー和田拓巳さんが、肩甲骨まわりの筋肉をほぐすべき理由を解説します。

【MELOS】

なぜ肩甲骨をほぐすべきなのか? 肩甲骨ストレッチのメリット

肩甲骨ストレッチを習慣づけることで、以下のようなさまざまなメリットを得ることができます。

関節可動域の向上
筋肉の柔軟性が向上することにより、関節の可動域が広がります。関節の可動域が広がることで、スポーツ動作はもちろん、日常動作でもパフォーマンスが向上します。

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姿勢の改善
筋肉の硬さがとれると、姿勢が良くなります。姿勢が良くなることで、肩はもちろん首や腰の負担を減らすことにもつながります。

血行の改善
ストレッチにより筋肉を伸ばすことで、血行が促進されます。血行が良くなることで、肩こりや首の張りなどの改善につながります。

なぜ肩甲骨まわりが硬くなる?よくある原因とは

なぜ、肩甲骨まわりは硬くなるのでしょうか。ここでは原因と、硬くなったときに感じやすい症状を解説します。

姿勢の悪さ
デスクワーク時の猫背などの姿勢の悪さや、長時間同じ姿勢を続けることで、背中の筋肉が緊張し、肩甲骨の動きが悪くなる原因になります。

ストレス
仕事や私生活での精神的なストレスは、筋肉の緊張をもたらします。背中や肩に無意識的に力が入り、肩甲骨まわりの筋緊張につながります。

筋力の低下
加齢による運動量の低下や運動不足によって筋肉を使わないでいると、血行が悪くなり、筋肉が緊張したり、関節可動域の低下につながります。

また、筋肉を使わないことで筋力も低下し、疲れやすくなります。

体重の増加
実は、頭や腕は重いもの。

成人の頭部の重さは体重の約8~10% 、両腕(上腕から前腕、手まで含む)の重さは体重の約6~7%とされています。

体重が増えることで、頭や腕の重さが増え、肩にかかる負担を増大させます。
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