久保建英、2戦連続の「必勝ゴール」なるか。苦しむレアル・ソシエダが首位バルセロナを迎え撃つ
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バルセロナは第12節終了時点で11勝を挙げ、勝ち点33で首位を快走中。前節はエスパニョールとのバルセロナダービーを3ー1で制し、チャンピオンズリーグを含めた連勝記録を7試合に伸ばしている。今季就任したハンジ・フリック監督は1試合平均3.33ゴールを量産する得点力をチームに植え付けた。ここまで14ゴールのロベルト・レバンドフスキ、7ゴールのラフィーニャは得点ランキングのトップ2を占めている。
レアル・ソシエダは勝ち点15の11位。前節はアウェーでセビージャを2ー0で破ったものの、今季は特にホームで苦しい戦いが続いており、ここまで20チーム中最低の勝ち点4(1勝1分4敗)しか手にすることができていない。しかもバルセロナに勝った最後のホームゲームは、ミケル・オヤルサバルが決勝点を挙げた2016年4月9日の一戦まで遡る。この試合以降、サンセバスティアンでは2分6敗と辛酸を舐め続けている。
レアル・ソシエダが最後にホームでバルセロナを破ったのは2015/16シーズンの第32節。現主将のオヤルサバルが唯一のゴールを挙げ、1ー0で制している 【(C)LaLiga】
バルセロナとの困難な一戦に臨むレアル・ソシエダにとって鍵を握る選手の一人は、他でもないバルセロナの下部組織「ラ・マシア」で育った久保建英だ。これまで久保が得点した19試合は18勝1分と負け知らず。先週末のセビージャ戦で今季3ゴール目となる先制点を挙げた日本代表MFは、木曜のヨーロッパリーグでレアル・ソシエダでの公式戦100試合出場を達成したばかりだ。まだバルセロナ戦でのゴールはないだけに、本人は「そろそろバルサ相手にゴールを決めないと」と意欲を燃やしている。
久保は前節セビージャ戦でチーム最多の今季3点目を記録。バルサ戦での2戦連発に期待がかかる 【(C)LaLiga】
久保とエリックはアレビン(Uー12)時代からの旧友。残念ながらエリックが負傷中のため、今節の再会は叶わない 【(C)LaLiga】
ファティは一昨季の第2節、敵地のレアル・ソシエダ戦で1ゴール2アシストと活躍し、4ー1の勝利に貢献している 【(C)LaLiga】
レアレ・アレナで対戦した昨季の第12節は後半ロスタイムにロナルド・アラウホが劇的決勝点を挙げ、バルセロナが1ー0で制している 【(C)LaLiga】
レアル・ソシエダが最後にバルセロナに勝ったのは一昨季の第35節。バルセロナが優勝を決めた直後の一戦は、アウェーのレアル・ソシエダが2ー1で制している 【(C)LaLiga】
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