「舌」は内臓の鏡!?健康セルフチェック法
鏡の前で自分の舌をまじまじと見たことはありますか?東洋医学では「舌は内臓の鏡」といわれており、身体の調子を判断する手がかりとして、舌を見る「舌診(ぜっしん)」を取り入れています。
ここでは簡単な舌診断の方法をご紹介します。ご自身の身体の調子を舌でチェックしてみましょう。
ここでは簡単な舌診断の方法をご紹介します。ご自身の身体の調子を舌でチェックしてみましょう。
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■舌診とは
東洋医学の診察方法は、大きく4つに分けられます。視覚によって情報収集する「望診(ぼうしん)」、患者が発する音と臭いを捉える「聞診(ぶんしん)」、患者から症状や体質を聞き出す「問診(もんしん)」、患者に直接触れて判断する「 切診(せっしん)」を総称して「四診(ししん)」と呼びます。
望診のうち、重要な位置を占めるのが舌診です。舌の形や色、苔の状態を観察して、体調を判断します。
舌の部位は五臓六腑と関係が深く、舌先は心・肺、舌中央は脾・胃、舌の両ふちは肝・胆、舌の奥は腎とつながっていると考えられています。
したがって、各部位の状態を診ることが不調を知る手がかりとなるわけです。
望診のうち、重要な位置を占めるのが舌診です。舌の形や色、苔の状態を観察して、体調を判断します。
舌の部位は五臓六腑と関係が深く、舌先は心・肺、舌中央は脾・胃、舌の両ふちは肝・胆、舌の奥は腎とつながっていると考えられています。
したがって、各部位の状態を診ることが不調を知る手がかりとなるわけです。
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■健康な舌の状態とは
正常な舌は、厚ぼったくなければ薄っぺらでもなく、適度な厚みとうるおいがあります。淡い紅色をしていて、うっすらと白色の苔があり、舌の色が透けて見えるのが理想です。
■舌で体調チェックしてみよう
鏡の前で舌の状態をチェックしてみましょう。起床後、朝食を食べる前に行うのがおすすめです。
チェックポイント1:舌の色
舌の色は血液の流れを反映しています。ピンク色よりも白っぽかったり、青や紫色に見えたりする場合は、血の巡りが滞って、身体が冷えている可能性があります。
反対に、赤すぎる舌は、身体が熱でのぼせている状態を示しています。原因として、風邪などによる発熱、食べ過ぎ、過剰なストレスなどが考えられるでしょう。
チェックポイント2:舌の厚さ
舌が厚ぼったく腫れぼったいのは、代謝が低下して余剰水分が溜まり、むくみが発生している状態です。
チェックポイント1:舌の色
舌の色は血液の流れを反映しています。ピンク色よりも白っぽかったり、青や紫色に見えたりする場合は、血の巡りが滞って、身体が冷えている可能性があります。
反対に、赤すぎる舌は、身体が熱でのぼせている状態を示しています。原因として、風邪などによる発熱、食べ過ぎ、過剰なストレスなどが考えられるでしょう。
チェックポイント2:舌の厚さ
舌が厚ぼったく腫れぼったいのは、代謝が低下して余剰水分が溜まり、むくみが発生している状態です。
一方、舌が薄く痩せている場合、東洋医学でいうところの「気(エネルギー)・血(血液)・水(リンパ液などの体液)」が不足しているかもしれません。
チェックポイント3:舌苔(ぜったい)の状態
舌全体が白く厚ぼったい苔で覆われている状態は、水分代謝の低下を意味しています。胃腸が弱っている可能性があります。苔がほとんどない、もしくは部分的にないのであれば、エネルギー不足が考えられます。
まれに、舌苔が白から黄色、黒色へと変化する場合がありますが、内臓のトラブルを示すサインかもしれません。気になることがあれば、医師に相談してみましょう。
舌の状態は体調により日々変化します。舌チェックの習慣を取り入れて、健康管理にお役立てください。
【参考】
仙頭 正四郎(監修)(2018)『最新カラー図解 東洋医学 基本としくみ』 西東社
「文:けんこうフィットNEWS 」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
※この記事は2024年8月2日の再投稿(再編集)記事です
舌全体が白く厚ぼったい苔で覆われている状態は、水分代謝の低下を意味しています。胃腸が弱っている可能性があります。苔がほとんどない、もしくは部分的にないのであれば、エネルギー不足が考えられます。
まれに、舌苔が白から黄色、黒色へと変化する場合がありますが、内臓のトラブルを示すサインかもしれません。気になることがあれば、医師に相談してみましょう。
舌の状態は体調により日々変化します。舌チェックの習慣を取り入れて、健康管理にお役立てください。
【参考】
仙頭 正四郎(監修)(2018)『最新カラー図解 東洋医学 基本としくみ』 西東社
「文:けんこうフィットNEWS 」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
※この記事は2024年8月2日の再投稿(再編集)記事です
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