「季節性うつ」対策にバナナがおすすめな理由。幸せホルモン“セロトニン”にも影響

MELOS -メロス-
気温差が7℃以上になると「寒暖差疲労」に注意が必要です。倦怠感や疲れやすさ、頭痛、腹痛、さらには気分の落ち込みなどがうつ症状として現れることもあります。

とくに冬は日照時間が短いため、ストレスに対する効能を持つ脳内物質「セロトニン」の合成が低下し、気持ちが落ち込みやすくなるとされています。

そんな季節におすすめの食材がバナナ!管理栄養士の渥美まゆ美氏によると、バナナにはセロトニンの生成に必要な栄養素がバランスよく含まれているといいます。

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セロトニンの減少と「季節性うつ」

「季節性うつ」とは、季節の変化が原因となるうつ病の一種です。

冬季は日照時間が短いため太陽光を十分に浴びることが難しく、セロトニンが不足しやすくなります。

さらに、急な気温変化による食欲不振や自律神経の乱れによりセロトニンが減少し、不安やうつ、パニック症状などを引き起こすことも。

出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「セロトニン」

バナナが季節性うつや疲労対策に効果的な理由

セロトニンを生成するには、体内で合成できない必須アミノ酸「トリプトファン」、ビタミンB6、炭水化物の3つが欠かせません。

バナナはこれらをバランスよく含んでいます。

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さらに、バナナには疲労回復に役立つビタミン、ミネラル、ブドウ糖、食物繊維も豊富で、疲労予防にも効果的です。

室内外の温度差が自律神経のバランスを崩し、疲労の原因となるため、以下の方法も合わせて行うとよいでしょう。

・湯船に浸かる
・十分な睡眠
・適度な運動
・水分補給
・栄養バランスの取れた食事
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