自律神経を整える「食べ物・飲み物」は?薬剤師のオススメはコレ!

MELOS -メロス-
自律神経が乱れているな~と感じたとき、食欲がないものの何か少しでも食事を摂ると、なんだか症状が楽になってきたと感じることはありませんか? これって気のせいなのでしょうか、それとも「食事を摂ると自律神経のバランスが整う」メカニズムがあるのでしょうか。

株式会社Rebloodの薬剤師・食養アドバイザー・学校薬剤師・健康アドバイザーの箕浦雅子さんに聞きました。

──自律神経のバランスを整える食べ物、飲み物としてどんなものがオススメでしょうか。またその理由を教えてください。

食物繊維を多く含むものや、発酵食品(納豆、味噌、ぬか漬け、キムチなど)がおすすめです。

【MELOS】

食物繊維や発酵食品は腸内環境を改善し、腸と脳をつなぐ腸脳相関を通じて自律神経に良い影響を与えます。腸内環境が整うと、副交感神経が優位になりやすく、リラックスした状態を保ちやすくなります。

腸内環境と自律神経の関係は密接で、腸が「第二の脳」として知られるほど、精神状態にも影響を与えるのです。
また、ビタミンB群、マグネシウム、オメガ3脂肪酸などを多く含むものも、神経の伝達やリラックスに寄与するため、自律神経のバランスを整える助けとなります。

具体的には玄米や全粒粉などの未精製の穀類、豆類、ゴマなどの種子類、海藻などに多く含まれていますので、よく噛んでバランスよく食べると自律神経は整うでしょう。

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