2連勝も沈むクラブハウス 専門医が語る「亜脱臼」と大谷翔平の今後【WS第2戦】
「いつもより固い」グラウンドに違和感
試合後、あるドジャースの内野手に聞くと、「ここ数日、いつもより固い」と教えてくれた。
「マイクがあるのは知っている。ざざっという音が出れば、臨場感が出る。そのためかもしれない」
これからもう少し証言を集め、事実確認をする必要があるが、大谷にしては珍しいスライディングミスに見えた。
明日以降、さらに取材をしてみたい。
スポーツドクターの見解は?
アッパーデッキからグラウンドを見つめるファン。ホームで連勝したドジャースは、10月28日(現地時間)から戦いの舞台をヤンキー・スタジアムに移す 【Photo by Rob Tringali/MLB Photos via Getty Images】
ただ、「詳細は検査結果を待つ必要がある」という。
「亜脱臼なら、手術は必要ありませんが、映像を見る限り、肩関節の脱臼に見えます。その場合、再発を防ぐためにも、手術が必要になるかもしれません。もし、その決断をするなら、来年の開幕に間に合うかどうか、でしょうか。ただ、可動域も強さもあるとのことなので、どんな状況かは、やはり詳しい検査結果を待つ必要がありそうです」
ちなみに、亜脱臼に苦しめられ、最終的には手術に踏み切り、長期離脱したのがフェルナンド・タティスJr.(パドレス)。2021年、彼は4度も左肩を亜脱臼し、22年9月に手術に踏み切った。
そういうこともあるだけに、亜脱臼であったとしても、再発を防ぐために手術という選択肢があるのかもしれない。
ドジャースは2連勝を飾ったが、試合後のクラブハウスは、どこか沈んでいた。
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