3シーズンぶり日本復帰の宮浦健人に聞く SVリーグへ「誰からも“すごい”と言われる地位を築きたい」

坂口功将

すごい顔ぶれのチームを一緒に引っ張りたい

「対戦相手の外国籍オポジットに引けを取らないパフォーマンスを」と意気込む 【坂口功将】

――SVリーグではチームメートにも対戦相手にも世界のトッププレーヤーが並びます

 自分たちのチームに目を向けると、ほんとうに楽しいですよ。すごい顔ぶれですし、そこに関田選手もいます。見ていて学べることも多いですし、自分自身も並んで、そういった選手たちと一緒にチームを引っ張っていきたいなと考えています。
 一方で対戦相手を見ると、ほとんどのチームはオポジットに外国籍選手を配置していますから、彼らに引けを取らないパフォーマンスを発揮したいです。それに、ネット越しにマッチアップするアウトサイドヒッターも今季は外国籍選手がいるので、僕も負けたくない思いでプレーします。

――SVリーグを通して成長していく姿を期待しています。その先に描く、ご自身のプレーヤー像とはどのようなものでしょうか?

 すべてにおいて成長していかなければと考えています。
 自分自身、今は世界的に見ても「宮浦健人」という名前が少しだけ認知されているのかな、という感覚です。例えば、チームメートのルカレリ選手(リカルド・ソウザ)やトリー・デファルコ選手のように、誰からも「すげぇよな!!」と言われるような地位を築きたいですね。そうして個の力で試合を変えられるようなプレーヤーを目指していきます。

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著者プロフィール

ライター。大学時代に“取材して伝える”ことの虜になり、母校の体育会ラグビー部で専属記者兼カメラマンを務めたほか、「月刊バレーボール」(日本文化出版)を経て、2024年から独立。読者の心が動く原稿を書けるように現場を駆け回る。競技問わずスポーツ界のユニフォームに深い造詣を持ち、所持数はゆうに100枚を超えるコレクターでもある。

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