きょう17日が最終日だったボートレースびわこの「G1開設72周年記念 びわこ大賞」は1号艇・深井利寿(滋賀出身・滋賀支部50歳)【写真上】の優勝で幕をおろした。
深井利寿はコンマ08のスタートを決めて1コースから押し切り、2012年6月の児島周年以来、自身2回目のG1優勝を飾った。

「なにより地元の記念を取れたことがうれしいです。最高の気分です」とはレース直後の深井利寿のコメント。万雷の拍手を受けたウイニングランでは、満面の笑みでファンの声援に応える姿が印象的だった。

そして、深井利寿のレースから遅れること11分後、広島県のボートレース宮島ではG3オールレディースの優勝戦が行われ、弟子の遠藤エミが、こちらも1コースからの逃げを決め「師弟同日優勝」を果たしている。

このあと深井利寿は、常滑一般戦（9月27日～30日）と丸亀一般戦（10月5日～9日）に参戦。さらに、びわこG2秩父宮妃記念杯（10月15日～20日）へと戦いが続く。

「これからも一生懸命走ります！」と飾りなく話す深井利寿の姿に、ベテランの深い味わいを感じたファンは多かったようだ。