私たちは加齢とともに関節の動きが悪くなり、姿勢や動きが変化します。例えば、膝がしっかり伸びないと、老けて見えます。

　膝は日常生活では完全に伸ばすことが少ないので、意識してしっかりと伸ばしましょう。脚の疲労回復にも有効なので、ぜひ1日1回は膝をしっかりと伸ばしてください。

＜椅子に座って＞
（1）椅子に浅めに座り、片脚のかかとを床につけて伸ばします。

（2）つま先を上に向け、手を膝の上に置いて体重をかけるように下に押し、膝をしっかりと伸ばします。

（3）30秒～1分間伸ばし、反対も同じように行います。

＜床に座って＞
（1）片脚を伸ばして床に座り、両手を膝の上に置きます。

（2）上半身を少し前に倒して体重を膝にかけ、膝の裏が床につくようにしっかりと伸ばします。

（3）伸びが足りないと感じるときは、かかとの下に折りたたんだタオルなどを置いて、かかとを少し高くして行ってください。

【監修】
スポーツクラブNAS
スポーツ健康医科学研究室
後藤 真二

※この記事は2024年4月24日の再投稿（再編集）記事です