3000勝を超え 通算5000回の2連対回数記録が近づく西島義則

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【(C)BOATRACE 西島義則】

きのう12日の丸亀優勝戦は、3号艇の今泉友吾(東京出身・東京支部34歳)【写真下】が3コースから鮮やかなまくり差しを決め勝利。今年5回目の優勝を果たしている。

【(C)BOATRACE 今泉友吾】

このV5によって来年3月の若松ボートレースクラシック出場が完全に視野に入ったといってもいいだろう。今年の優勝回数上位は、今のところ下記のとおりだ。

V7 中辻 崇人
V7 豊田健士郎
V6 佐藤隆太郎
V5 守田 俊介
V5 篠崎 元志
V5 島村 隆幸
V5 今泉 友吾

【(C)BOATRACE 西島義則】

一方、今回丸亀のシリーズリーダーとして優勝戦1号艇だった西島義則(島根出身、広島支部62歳)【写真2枚】は2着惜敗。直前の浜名湖で通算3000勝を達成し注目を集めたが、涙をのんでいる。

その悔しさは計り知れないが、大きな意味のある2着ということもできる。
というのも、「2連対、5000回」という大記録に一歩近づいたからだ。

1981年11月20日のデビュー(宮島)以来、通算9330走で3006勝する中、2着は1973回。2連対の回数は合計4979回。あと21回で通算5000回だ。前人未到ではないが、西島自身がその価値を貴重に思っている。

「今は3連単が主流ですが、昔は2連単中心。つまり、2着までに入ることによってファンの皆さんに貢献できる、そう考えてきました」と語る西島義則。

伝説になっている「2000年のグラチャン→オーシャン→メモリアル」の3連覇を含め、SGは通算V7。G1は通算V16。全てのグレードを含めて通算V98の歴戦の雄は、舟券への貢献を何より重んじてきたのだ。妥協のない競走の背景にあるものである。
丸亀優勝戦2着は残念な結果だったが、それでも2着に粘り込んだ価値は消えないのだ。
次の15日から20日までの宮島お盆レースにも注目したい。
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