バルサがクラシコ制す、ソルロートはアトレティコへ:ラリーガ・ニュース
アメリカで行われているプレシーズンマッチ「サッカー・チャンピオンズ・ツアー2024」で8月3日、バルセロナとレアル・マドリーによる新シーズン最初の「エル・クラシコ」が行われた。主役となったのはパウ・ビクトル。昨季からバルセロナ・アトレティックでプレーする22歳の2ゴールにより、バルセロナが宿敵を2ー1で破っている。
8月15日の開幕に向け、ラリーガ EA SPORTS の他のチームもテストマッチを行っている。8月3日にはジローナが注目の新戦力ドニー・ファンデベークらのゴールにより、イタリアの強豪ナポリを2ー0で撃破。またベティスは同日、カリム・ベンゼマらを擁するサウジアラビアの強豪アルイテハドに4ー1で快勝している。
アトレティコ・デ・マドリーは8月3日、ビジャレアルのアレクサンダー・ソルロートを完全移籍で獲得した。契約期間は4シーズン。28歳のノルウェー代表ストライカーは、昨季のラリーガ EA SPORTS で得点ランキング2位の23ゴールを記録。レアル・ソシエダ、ビジャレアルに続くスペイン3クラブ目の新天地では、移籍したアルバロ・モラタに代わる得点源となることが期待される。
ソルロートの移籍発表翌日の8月4日、ビジャレアルはニコラ・ペペの獲得を発表した。契約期間は2026年6月末まで。29歳のコートジボワール代表FWはリール、アーセナルを経て、昨季はトルコのトラブゾンスポルでプレー。出場19試合で5ゴールを記録している。
セビージャは7月31日、ケレチ・イヘアナチョの獲得を発表した。契約期間は2シーズンで、1シーズンの延長オプション付き。27歳のナイジェリア代表FWは若くしてマンチェスター・シティーに引き抜かれ、2017年以降はレスター・シティーでプレー。プレミアリーグで87ゴールを記録し、今夏に契約満了で退団していた。セビージャでは今夏に移籍したユゼフ・エンネシリの穴を埋める活躍が期待される。
ジローナは7月29日、ブライアン・ヒルの獲得を発表した。トッテナムからのレンタルで、契約期間は今季終了まで。23歳のドリブラーは過去にセビージャ、レガネス、エイバル、バレンシアでラリーガ EA SPORTS を戦っており、ジローナは5クラブ目となる。
レアル・ソシエダは8月2日、ルカ・スチッチの獲得を発表した。ザルツブルクからの完全移籍で、契約期間は2028/29シーズン終了まで。21歳のクロアチア代表MFは同国期待の若手の一人であり、先のEURO2024でも3試合に出場している。
ヘタフェは7月30日、カルラス・ペレスの加入を発表した。買取オプション付きのレンタル移籍で、契約期間は1シーズン。バルセロナの下部組織からトップチームデビューを果たした後、ローマとセルタでプレー。昨季は出場16試合で1ゴールにとどまったが、新天地で再び輝きを取り戻せるか。
パリ五輪男子サッカーに出場しているスペイン代表が決勝進出を決めた。日本との準々決勝は3ー0で快勝。8月5日に行われた準決勝ではモロッコに先制されるも、後半にバルセロナのフェルミン・ロペスが同点弾、さらにセビージャのフアンルが決勝点を挙げ、2ー1で逆転勝利を手にしている。
パリ五輪男子サッカー、もう1試合の準決勝ではセビージャのロイク・バデを擁する地元フランスがエジプトを3ー1で下し、銀メダル以上を確定させた。敗れたエジプトは銅メダルのかかった3位決定戦でベティスのアブデ・エザルズリ、ビジャレアルのイリアス・アコマシュらを擁するモロッコとのアフリカ勢対決に臨む。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ