レフティのボルトです。

さて、ゴルフを初めて6年目に入りました。

そろそろゴルフフィッティングを受けても良い時期かなと思い、勇気を振り絞って行ってきましたので、そのお話をしたいと思います。

ちなみに今回お邪魔したのは、神奈川県藤沢市にある「タイトリスト フットジョイ フィッティングスタジオ」です。

まずなぜタイトリストのフィッティングにしたかというと、それはもちろんクラブがすべてタイトリストだからです。そしてレフティでも問題ないということでお願いしました。

こちらのフィッティングスタジオは練習場と併設されているため、以前、練習がてら軽い気持ちでフィッティングをお願いしたところ、当たり前のように「2ヶ月待ちですね」と言われました。

フィッティングを希望する方がこんなにいるの？　とびっくりしました。さらにドライバーだけで1時間半、アイアンだけで1時間半とかなり長い時間です。

しかし私はこんな機会はないと思い、2ヶ月待ちでも良いからとドライバーとアイアンの両方を予約しました。

そして当日。予定時間の1時間前に到着したので、フィッティングまで練習をさせていただきました。

調子はまずまず。新年早々で練習もほとんどしていなかったので、まぁこんなもんだろうと気軽な気持ちでフィッティングに臨みました。

ありとあらゆるゴルフシャフトとタイトリストのゴルフヘッド。夢のような空間です。自分にどの組み合わせが合うのかとても楽しみでした。

ところがフィッティングの方からまず来た質問は「目的はなんですか？」。

一見当たり前のような質問ですが、フィッティングの方はとても真剣な顔で、つい回答に詰まってしまいました。

私は現在使っているゴルフシャフトが合っているか、また合っていなければどのシャフトが良いのかを知りたいと伝えました。

そしてそこからいろいろなシャフトを試していくのかと思ったら、ここからが怒涛の質問攻めでした。

職業は？　ラウンドする時どんなメンバーと回っているのか？　そしてゴルフの知識なども聞かれること約1時間。

私が不思議そうな顔をしていたのか、フィッティングの方が「フィッティングをやる上で、まずあなたがどんな人間なのかを知りたいです。もう少し時間をください」と言ってきました。そして最後に一言。

「すぐにクラブを打つのは試打会です。フィッティングではありません」

いよいよドライバーのフィッティングが始まりました。

私は今使っているシャフトが合っているかを知りたかったので、今まで通りにスイングしてみました。

そうすると、フィッティングの方が「あなたはもう少し振れるのでは？」と。

私自身、スランプからは抜け出せたと思っていましたが、以前のように飛距離が全然出なくなってしまい、正直、悩んでいました。

フィッティングの方が言うには、もちろん今のスイングでフィッティングすることは可能だが、どうされますか？　ということだったので、私はスイングを改善してから再度、フィッティングをお願いしたいと伝えました。

とは言え、現在使っているシャフトは問題ないとのことだったので安心しました。

アイアンのフィッティングもドライバーと同様に、スイングが悪いのか飛距離が以前より出ないため、フィッティングは諦めようと思ったのですが、さすがにフィッティングの方も可哀想と思ったのか、いくつかシャフトを交換して試打させていただきました。

レフティは、ゴルフショップに行ってもなかなか試打クラブを置いてありません。

なので試打をしたくてもできないことが多かったのですが、初めてシャフトを交換したり、ヘッドを交換したりして、シャフトが変わるだけでこれだけ感触が変わるのかとびっくりしました。

ゴルフを始めて、ようやく念願のフィッティング。最高の気分でした。

いろいろなシャフトを試せたのもうれしかったのですが、何が最高だったかというと、フィッティングの方の「思い」だと思います。

何とかこの人に上達してほしい！　という強い気持ちが伝わり、最初は気軽な気持ちでしたが、自分もどんどん真剣になっていくのがわかりました。

質問も真剣なので、こちらも真剣に答えなければいけないと思い、フィッティングが終わった後は練習よりも疲れました。

そしてここでは多過ぎて書けませんが、私が今まで考えていたことや気になったことにはすべて丁寧に答えていただき、頭の中がクリアになりました。

これからは迷いなく練習ができそうですし、ゴルフをもっと真剣に取り組みたい思いが沸き起こってきました。

まだフィッティング未経験の方、だまされたと思ってまずは一度、受けてみてはいかがでしょうか。