人気アマが徹底比較！アディダスのゴルフシューズ5種類を履き比べ【レース編】
ゴルフシューズは主に、BOAタイプとレースタイプ（紐）の2種類に分けられます。アディダスゴルフでは同じモデルでも、BOAとレースの2種類で販売されることが多いので、どちらを選べばいいか迷ってしまいますよね。今回はレースタイプ（紐）に限定したシューズを紹介します。
レース（紐）タイプの特徴
アディダスゴルフのレースタイプ
・ZG23
・ツアー360 24
・レトロクロス 24
・スタンスミスゴルフ
・S2G SL レザー 24
実際にコースや練習場で履いた感想
・グリップ力
・フィット感
・歩行性
・疲労感軽減
・脱着のしやすさ
・重量（実測）
・サイズ感
ツアーで戦える性能に、ZG（ゼログラビティ）という軽量にも特化した一足。
・フィット感 ★★★★☆
・歩行性 ★★★★☆
・疲労感軽減 ★★★★☆
・脱着のしやすさ ★★★☆☆
・重量（実測） 380g
・サイズ感 普通
このシューズのアウトソールはクリート（鋲）になっています。
軽量なのが一番の特徴ですが、グリップ力も高くガッチリと芝をキャッチしてくれます。軽量タイプのシューズは強度が心配になりますが、全くその心配はいりません。横ズレにも強いですし、ミッドソールの反発性も高くしっかりと振っていけるシューズです。
プロゴルファーの激しいスイングにも耐える強度の高いシューズですが、それなのに軽量というのが疲労感を軽減したり歩行性を良くしてくれますね。
幅は割と広く作られているので、よほどの幅広の方でなければ違和感なく履けるのではないでしょうか。内張りも柔らかい素材が多いので長時間履いていても痛みは起こりませんでした。靴擦れなどの心配もありません。
また、防水性の高いアッパー素材なので突然の雨などにと対応してくれます。ただ、真夏などの環境ではやや蒸れやすいかもしれませんね。
それでもかなり完成度の高いシューズなので、ツアーレベルの性能で軽量のものが欲しいという方へおすすめしたい一足です。
アディダスのフラッグシップモデルとして長年愛されているツアー360。多くのプロゴルファーも着用する信頼できる一足です。
・フィット感 ★★★★★
・歩行性 ★★★★☆
・疲労感軽減 ★★★☆☆
・脱着のしやすさ ★★☆☆☆
・重量（実測） 462g
・サイズ感 普通
このシューズのアウトソールはクリート（鋲）になっています。
ZG23は軽量設計でしたが、こちらのツアー360 24はどっしりとした重めの設計です。グリップ力はZG23同様に申し分なしのグリップ力で、ZG23よりもクリートが一つ多い7個になっています。
サイドのスリーストライプが側面から引っ張るように締め付けるので、とてもフィット感もよく全体を包み込むようにホールドしてくれますね。
前足部のミッドソールには反発性能の高い素材が使われ、ヒールには新しいブースト素材が使われています。反発の高さでスイングを支え、柔らかい素材で歩行性もカバーされているようです。
さらにシューズ全体が防水の天然皮革でできていて見た目の高級感も抜群です。2ラウンド程履いていますが、すでに自分の足に合ったシワが入り出しているので、ラウンドごとに馴染んでいくのが楽しみになっていますね。
少なからずある欠点としては、脱いだ際にかなりレースを緩めておかないと次に履く時に苦労するほど履きにくいです。それほど履いた時には足に密着しているということではありますが、脱着のしやすさという面ではマイナスです。
天然皮革ですし、やはり夏場には蒸れることも想像できますね。
この辺りに目をつぶれば、完成されたゴルフシューズで間違いありません。
ZG23とは逆に、どっしりとした重めのツアーシューズが欲しい方におすすめしたい一足です。伝統的なツアー360はやっぱりカッコいいですね！
オンでもオフでも使えるストリートライクの一足です。
・フィット感 ★★★☆☆
・歩行性 ★★★☆☆
・疲労感軽減 ★★★☆☆
・脱着のしやすさ ★★☆☆☆
・重量（実測） 390g
・サイズ感 小さめ
このシューズのアウトソールはスパイクレスになっています。ストリートライクな一足とあって、歩行時も快適になるように設計されたアウトソールになっています。
実際にアスファルトや硬い足場で歩いてみると、靴底がムギュッと感じる柔らかさがあります。
コース上では、それなりにグリップはしてくれますが、アディダスゴルフの他のスパイクレスと比べると少し劣る印象ですね。スイング中に足が滑って大変！なんてことはないですが、濡れた芝や傾斜地ではやや不安に感じるかもしれません。
サイズ感は、やや小さめです。ハーフサイズかワンサイズアップがおすすめですね。幅も狭めなので幅広の方には合わないと思います。
脱着のしやすさはレースモデルの弱点でもあり、開口部もそこまで大きくはないのと、紐に余裕を持って緩めておかないと履きづらく感じました。
ゴルフシューズというより、ゴルフでも使える普段履きのシューズという印象です。コンセプト通りオンでもオフでも使えるので、サイズ選びだけ間違えなければいろいろなシチュエーションで活躍してくれそうですね。
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アディダスを代表するスニーカーの王道が、ゴルフシューズになった一足。
・フィット感 ★★★☆☆
・歩行性 ★★★☆☆
・疲労感軽減 ★★★☆☆
・脱着のしやすさ ★★★☆☆
・重量（実測） 388g
・サイズ感 普通
どこからどう見ても有名なスニーカーのスタンスミスです。普段からスタンスミスは履いていますが、そのままゴルフシューズになった印象を受けました。
一番の違いはアウトソールで、普段履きのスタンスミスはペタペタなソールですが、今回のスタンスミスゴルフでは小さな突起がいくつもあるスパイクレス仕様になっています。実際にラウンドでも履いてみましたが、案外グリップ力が高くて驚きました。
また、スイングをしてみても横ズレに強くなっている気がします。この辺りはもともとスタンスミス自体がテニスシューズなので、強度の高い作りなのでしょうね。
ただ、最新のゴルフシューズのような快適性やクッション性、歩行性などはどうしても劣ってしまいます。それでも、このデザインは長年愛されていますし、最近流行りのストリート系のゴルフウェアとの相性は抜群ではないでしょうか。
サイズ感は普通で、レトロクロス24のようなつま先の狭さはあまり感じませんでした。それでも幅広な設計ではないので、注意が必要です。
レトロクロス24同様にオンでもオフでも使えるゴルフシューズの代表格です。そしてなによりもカッコいいですね。
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ゴルファーも納得の天然皮革を使ったスニーカーライクな一足。
・フィット感 ★★★★☆
・歩行性 ★★★☆☆
・疲労感軽減 ★★★★☆
・脱着のしやすさ ★★★☆☆
・重量（実測） 359g
・サイズ感 普通
このシューズのアウトソールはスパイクレスになっています。グリップ力も高いですし、なんといっても軽量なのが特徴です。
しかも、アディダスゴルフのシューズの中でもエントリーモデルの価格なのに、アッパーに使われているのは天然皮革です。天然皮革の高級感もありながら、履くほどに足に馴染んでいく変化も期待できますね。
実際にコースで着用しましたが、大きな不満もありませんでした。フィット感もいいですし、なによりも軽いので疲れや痛みが出にくい印象です。レギュラーフィットにはなっていますが、つま先部分はわりと広めの作りなので、窮屈さは感じませんでした。
S2GはBOAモデルも販売されていますが、BOAよりもこちらのレースタイプをおすすめします。BOAタイプはダイヤルの位置が甲にあるので、長時間履くと甲が痛くなりましたがレースタイプならその心配もありません。
いろんなコーディネートにも合わせやすいですし、個人的には結構おすすめしたい一足ですね。
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まとめ
カジュアルなゴルファーから競技ゴルファーまで満足の一足が見つかると思います。単純に一つのメーカーでこれほど種類の多いシューズを販売しているのってすごいですよね。今回の記事がアディダスゴルフのシューズを選ぶ時の参考になれば幸いです。
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