2024年3月8日、アディダスから最新ゴルフシューズ「TOUR360 24」が発売されます。アディダス契約プロも高く評価する最新シューズについて解説します。

アディダスゴルフのゴルフシューズには、快適性を追求したスパイクレスシューズ「コードカオス」、安定感にフォーカスした「ZG」、その両方の良さを併せ持つ「TOUR360」という3つのラインナップがありますが、今回発売される「TOUR360 24」は快適性と安定感だけでなく、新しいテクノロジーを搭載し、歩行性能やグリップ力の高さを備えています。

新構造の「トルションブリッジ」を搭載

かかととつま先のクッショニング素材をつなぐ中足部には「トルションブリッジ」を搭載。地面に面した柔らかい下部パーツによって、地面の状態を問わず、常に高いグリップ力を発揮します。

加えて上部パーツはより硬い素材で足をサポートしつつ、地面から浮かすことで、足の安定性を高めながら、足にかかる負担を軽減しています。

ミッドソールのかかと側には、ゴルフシューズには初搭載となるクッショニング素材「JETBOOST(ジェットブースト)」を採用。ソフトなクッションによる歩行時の快適性はそのままに、従来のBOOSTより強い圧力に対応する安定性があり、スイングの瞬間の過度な沈み込みを抑えています。

つま先側には、ランニングシューズでも採用している、軽量で高反発のクッショニング素材「LIGHTSTRIKE(ライトストライク)」を搭載。地面を力強く蹴るスイングに対応しながら、快適なゴルフを楽しむことができます。


アップデートした「360直足BOAラップ」

BOA®フィットシステム搭載モデルは「コードカオス 22 BOA」で初採用した、BOAのラップをシューズ内部に設置し、直接的に足をホールドする「直足BOAラップ」をアップデートしています。さらに、合成皮革製のカバーと3ストライプスを連結させることによって、ファスナーを閉めた際にはより一層高い安定感を得られる構造になっています。

ダイヤルを締める・緩める両方向に微調整することができる「Li2ダイヤル」を全てのモデルに搭載しており、ラウンド中でもスムーズに自分好みのフィット感にカスタムすることができます。

新構造のアウトソールでグリップ力と安定感、柔軟性を実現

アウトソールには、スイング時にゴルファーが求める高い安定感を確保しながら、歩行時の突き上げ感を感じにくい構造の7つのクリートを搭載。また、歩行時の快適性を確保するため、柔軟に屈曲させたい箇所とその方向にのみ、溝のような「フレックスグルーブ」を配置。溝の中に地面との摩擦によってグリップ力を生むスパイクレスラグ（凹凸）を配することによって、柔軟性とグリップ力を両立させています。

コリン・モリカワプロ

履き心地の良さに本当に驚きました。自分のプレーに自信をもたらしてくれる信頼のおけるゴルフシューズがあるというのは、試合に臨むうえでとても大切なことです。TOUR360 24は、ゲームに勝つために必要な全ての条件を満たしていると感じています。

渋野日向子プロ

足全体を包み込んでくれるホールド感に加えて、足裏でしっかりと地面を掴むような感覚のグリップ力があり、スイングに安定感を生んでくれます。前後左右のブレもかなり少ないので、安心してフルスイングできます。今シーズンのツアーの心強い相棒として、大活躍してくれそうです。

畑岡奈紗プロ

前回のモデルのTOUR360 22に比べて足全体のホールド感が増して、足元からより安定したスイングができるように感じています。それでいて歩く時にはガッチリし過ぎません。BOAモデルの甲にあるファスナーはBOAフィットシステムと同じように自分の心地良いところで調節ができるので、長時間歩くゴルフにとって、足が疲れにくく、欠かせないアイテムという印象です。

森田遥プロ

土踏まず部分のサポートはもちろん、つま先とかかとに程よい安定感があるところが好きです。レースモデルのアッパーは天然皮革でできているおかげで、心地よくフィットしてくれるのでおすすめです。レースモデルを気に入っているのですが、プレー中にレースを締め直して微調整を効かせることができて助かります。

岩崎亜久竜プロ

アップデートされたアウトソールのおかげで、スイング中の安定感が増したように感じます。スイング時にしっかりと足元が安定してくれるのをとても気に入っています。傾斜の強いコースで4日間プレーしても疲れを感じにくいほど快適なのも気に入っています。

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。