【関東大学バレー】強豪相手に奮闘するも勝利叶わず

日本大学SPORTS
チーム・協会
春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦の第4節と第5節が、4月20日から21日まで慶応義塾日吉記念館にて行われた。日本大学バレーボール部は第4節で日本体育大学と対戦し2-3(25-23,25-22,16-25,11-25,9-15)で敗れた。翌日4月21日(日)の第5節は早稲田大学と対戦、セットカウント1-3(21-25,25-22,18-25,18-25)で敗れ、両日とも勝利を掴むことはできなかった。第5節までを終え、9位につけている。

サインを出すセッター国京大海(3年・福井工大) 【日本大学バレーボール部】

第4、5節は昨秋リーグ戦優勝、準優勝の2チームとの戦いとなった。
選手たちは「自分たちのプレーができれば勝てる」と自信を持っていたが、悔しくも壁に阻まれる結果となった。

4月20日(土)に行われた第4節の日本体育大学戦、相手のサーブからスタートしたが、鋭いサーブも仲間に繋ぎ1点目を獲得。好調のスタートを切り、勢いのままに1セット目を先取(25-23)。その流れは止まることなく、第2セット25-22でセットカウント2-0と優位な展開となった。

日本大学らしいバレーを展開し、このままストレートで勝利するかと思われた。しかし、第3セットでミスが連発、その隙に流れを掴んだ日本体育大学の猛攻により、第3セット16-25、第4セット11-25と大きく点差をつけられ2セット連取され苦しい展開となった。

そして迎えた第5セット、絶対に負けることのできない戦いであったが、日本大学のミスが多く続く。ベンチから主将・松本颯(4年・東山)らが懸命に声かけをし、選手を鼓舞するも、勢いに乗った日本体育大学の流れに歯止めをかけることはできず、9-15で勝利を逃した。

チームを鼓舞する松本颯(4年・東山) 【日本大学バレーボール部】

強豪相手に1セット奪うも力及ばず連敗

得点し活気づく選手たち 【日本大学バレーボール部】

翌4月21日(日)に行われた、第5節の早稲田大学戦。

昨年のインカレ優勝チームでもあり、関東1部リーグでも実力はトップクラス、今シーズン始まって以来、1セットも落とすことなく勝利を飾っている強豪だ。


ミスが多く出た前日の試合結果を受けとめ、早稲田大学という強豪校相手にどこまで勝負できるのかという不安もあったが、「ミスを減らし、自分たちのプレーができれば勝てる」とポジティブに捉え試合に挑んだ。

1セット目は失ったが、2セット目は粘り強いプレーで取り返すことに成功。
2セット目前半、早稲田大学がリードし日本大学が追いかける展開となった。13-17の苦しい展開の中、髙島のスパイク、川村のサービスエース、田原のダイレクトスパイクによる3連続得点に成功し(17-18)、勢いに乗ったと思われたが、サーブミスによる失点から早稲田大学の小野選手にサービスエースを取られ、ここで痛手の2連続失点(17-20)。
ここで早稲田大学の流れを止めるべく、すかさずタイムアウト。すると、タイムアウト後のラリーで相手の攻撃をブロックすることに成功。この勢いに乗り、チームは流れを掴み4連続得点を決めここで逆転(21-20)。その後も油断せず、25-22でこのセットを奪い返した。(セットカウント1-1)

その勢いのまま勝利を目指したいところだったが、強豪が見せた底力に叶わず、2セット連取され敗戦となった。(セットカウント1-3)

ブロックをする左から佐藤(3年・東北)、栁澤(4年・足大付属)、髙島(3年・御殿場南) 【日本大学バレーボール部】

チームはここまで、1勝4敗で暫定9位となっている。

春季リーグにおける目標は、「4位必達」、あと6戦、負けられない戦いが続きます。
引き続きのご声援をよろしくお願いいたします。

次戦は4月27日(土)、第6節の明治大学戦がキッコーマンアリーナにて行われる。



文、写真:日本大学バレーボール部広報班
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著者プロフィール

日本大学は「日本大学競技スポーツ宣言」を競技部活動の根幹に据え,競技部に関わる者が行動規範を遵守し,活動を通じた人間形成の場を提供してきました。 今後も引き続き,日本オリンピック委員会を始めとする各中央競技団体と連携を図り,学生アスリートとともに本学の競技スポーツの発展に向けて積極的なコミュニケーションおよび情報共有,指導体制の見直しおよび向上を目的とした研修会の実施,学生の生活・健康・就学面のサポート強化,地域やスポーツ界等の社会への貢献を行っていきます

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