ルーティンを考えていても、いざ打つ瞬間、焦ったり周りから見られていたりで緊張していると、未だにルーティンが分からなくなったり頭の中が真っ白になったりしませんか？

ルーティンとは？
辞書を引くと、『決まりきった仕事、日課、いつもの手順』と書いてあります。スポーツ選手が試合や大事な場面に入る前に行う動作など良く知られているものもありますね。

“ルーティン”は、特にゴルファーなら身近な言葉の一つだと思います。

打つ前に素振りもせずパッと構えてパッと打つ！
そんな人も居ますが、殆どの人がタイミングや動き方は違えど、“方向を見て素振りをして構えて打つ！”といった“ルーティン”をするのではないでしょうか。

さらに、人のいい所や「コレ私にも合ってるかも！」「優勝したプロがやってた！」など動画やSNSで得た情報に、自分なりに新たに付け加えたり無くしたり…と、進化？　退化？　させながら自分のルーティンとしている人も多いことでしょう。


ただそうは言っても、いまだに「ルーティンって、なにしてたっけ？」となるゴルファーも多いのでは？

特に初心者の頃は、気分が舞い上がって緊張もしているティーショットでは、頭が真っ白になり考えていたことや練習ではできていたことも飛んでいってしまいがちです。

例に漏れず私も初めてのラウンドでは頭の中「白紙」状態でした…。「下手だから皆さんを待たせちゃいけない！　みんなが見てる！　どうしよう！　緊張する！」となんとなく方向とか見てるように素振りして打ち、しっかり失敗してしまいました。


「ゴルフって、他のスポーツよりも冷静に頭で考えてするスポーツなのだな…」とラウンドを終えてぐったりしながら思い、そのためには、身体に毎回決まった動き“ルーティン”が必要で、冷静になるためにも大事なのだと実感しました。

今もまだ真っ白になる瞬間はありますが、ある程度ルーティンを身体が覚えてきたので、焦った時もどうにかなってる気がします。

でもでも、新たに動きを取り入れたりすると、ルーティン全部がバラバラになってしまったり…、不思議ですよね。