2023年11月1日〜30日の1か月で最も売れたアイアンをランキング形式でご紹介します。ゴルファーにいま最も注目されているアイアンをぜひチェックしてみてください。

※ランキングは矢野経済研究所｢YPSゴルフデータ｣を参考にしています（ただし、レディースモデルは除く）。

G430 アイアンは非常に凝ったつくりになっており、特に注目すべきなのは複数の素材で作られた新構造である後ろのバッジです。アルミやカーボンなど異なる素材を7つのパーツに分けて組み合わせたバッジのおかげで球も上がりやすくなっています。

グリーンにボールを止められる高さが確保でき、ロフトも1°立てることができたので、よりボールが飛ぶようになりました。飛ぶようになってもPINGのGシリーズらしく、オートマチックに安定した球が打てます。

T200 アイアンは、前作の2021年発売モデルにもありました。前作はバックフェース部分がマットなグレーの色合いでしたが、今回はミラーのような仕上げのバッチが貼られていて少し高級感も出ています。

今回のT200は＃7でロフトが30.5°という設定です。番手間のロフトピッチも少しづつ変わっています。その理由は、タイトリストが大事にしている最高到達点の高さとLANDING ANGLE（落下角度）です。このLANDING ANGLEをちゃんとつけて、グリーンに止まる球を打てるようになりました。

ゼクシオのアイアンというと、基本的にはやさしいアイアンです。ゼクシオ 12も期待を裏切らないやさしいアイアンになっています。

ゼクシオは代々チタンフェースを使っており、ゼクシオ12はチタンフェースの下の部分に溝を彫ることによって、よりチタンフェースをたわませて距離を出そうという設計になっています。球がさらに上がりやすくなって、ミスに強いアイアンになったと言えるでしょう。

4位：タイトリスト「T150 アイアン（2023年モデル）」

ヘッド素材：軟鉄
ロフト角（#7）：32°
ライ角（#7）：63°

5位：ダンロップ「スリクソン ZX5 MkII アイアン」

ヘッド素材：軟鉄（S20C）
ロフト角（#7）：31°
ライ角（#7）：62°

6位：テーラーメイド「P790 アイアン（2023年モデル）」

ヘッド素材：軟鉄
ロフト角（#7）：30.5°
ライ角（#7）：62.5°

7位：ミズノ「Mizuno Pro 245 アイアン」

ヘッド素材：クロムモリブデン鋼、マイルドスチール
ロフト角（#7）：30°
ライ角（#7）：61.5°

8位：キャロウェイ「パラダイム アイアン」

ヘッド素材：ステンレススチール
ロフト角（#7）：37°
ライ角（#7）：29°

9位：タイトリスト「T350 アイアン（2023年モデル）」

ヘッド素材：軟鉄
ロフト角（#7）：29°
ライ角（#7）：63°

10位：ヤマハ「RMX VD M アイアン」

ヘッド素材：軟鉄
ロフト角（#7）：31°
ライ角（#7）：61°

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。