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強振してもコントロールしやすい！ダンロップ「ゼクシオ X ドライバー」（2023年発売モデル）

スポナビGolf 2023年12月3日 8:00

【スポナビGolf】

2023年12月に発売されるダンロップ「ゼクシオ X ドライバー」。今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに特徴や試打した印象について詳しく解説していただきました。

ゼクシオエックスドライバー（2023）

ゼクシオ X ドライバー特徴と性能

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ゼクシオ X ブランドでは3代目になります。ゼクシオの技術を使ってちょっとアスリートに向けた仕様で、しっかり振っていけるクラブに仕上がっているラインです。

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特にドライバーは、スリクソンだと少しハードに感じる人がターゲット層になるかと思います。

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技術的なものは、スリンソンに搭載されているリバウンドフレームが「ゼクシオX」にも搭載されています。インパクト時に大きくたわむフェースや、たわみのパワーを逃がさないボディなどを交互に4層構造で配置し、エネルギーに変えて飛ばす技術です。

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さらにその技術に上乗せするかたちで、バイフレックスフェースが搭載されています。これはフェースの外側のトゥサイドからヒールサイドにかけて外周部の剛性を上げてたわみを大きくし、高初速エリアを拡大した技術です。

バイフレックスフェースによりトゥ・センター・ヒール側のどこで打ってもしっかりフェースがたわむように設計されているので、効果的にエネルギーを伝達し、高初速エリアが従来より142%拡大。良い弾道が打てるようになりました。

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前作のXにも搭載されていたアクティブウィングが進化して、2段式の翼のニューアクティブウィングが搭載されています。2段式の翼がダウンスイングやヘッドのブレにつながる動きを空力をコントロールすることで、ヘッド挙動を安定させるテクノロジーがさらに進化して搭載されました。

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今回のドライバーの長さが45.25インチと、前作に比べて0.25インチ短くなりましたが、振っている限りでは短さやヘッドスピードが落ちることなく、むしろ飛んで行く弾道は前よりも飛んでいる印象を受けました。

【スポナビGolf】

バイフレックスフェースやリバウンドフレームの技術はもちろんですが、クラブとしての完成度は特にシャフトが前作と比べてシャキッとしました。より強く振ってもつぶれ過ぎない強靱なMiyazaki AX-3カーボンシャフトになったので、ミートしやすく初速も上がった印象があります。

ゼクシオ Xドライバーを試打した印象

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かなりしっかりしていて非常に振りやすいです。ミスに強いがクラブ自体はシャキッとしているので強振してもコントロールしやすく、左のミスになりづらいアスリートモデルに仕上がっています。本当にスリクソンのような強い球が打てるとてもよくできたクラブです。

ゼクシオ X ドライバーのおすすめユーザー

【スポナビGolf】

ゴルフ歴の長い人ほど、ゼクシオはやさしくてシニア向けという印象を持っている人が多いかもしれません。ただ、ゼクシオ Xに関してはそれにあてはまらないので、そういう思いがある人ほどゼクシオ Xを打ってもらいたいです。

思いのほか強い球が打てますが、やさしさはゼクシオだと感じると思います。決してお助けクラブではありませんが、ミスへの強さはゼクシオそのものです。この辺のニュアンスを打って体感していただきたいです。

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