ゴルフ初心者、初めてのクラブセッティング!クラブ選び5つのポイント
【(c)GettyImages/CasarsaGuru】
ゴルフクラブは14本までキャディバッグに入れて持ち運びできますが、数あるゴルフクラブから、どれを選んで入れるのが正解なのか、まったくわからないという人も多いと思います。
そこで今回は、初心者の方向けにゴルフクラブのセッティングのポイントを紹介します。
自分オリジナルのクラブセッティングを完成させましょう。
そこで今回は、初心者の方向けにゴルフクラブのセッティングのポイントを紹介します。
自分オリジナルのクラブセッティングを完成させましょう。
用途に合わせたクラブを使う
ゴルフクラブは、用途によって、選択が変わります。
ボールを遠くへ飛ばすもの、グリーンに乗せるもの、ピンを狙っていくもの、それぞれの役割があるのです。
それぞれの場面で、どのゴルフクラブを使うべきかを解説します。用途ごとのクラブをセッティングすることで、さまざまな場面で活用できるでしょう。
ティーショット
各ホールは、ティーイングエリアからティーショットを打って始まります。
パー3(ショートホール)以外の、パー4(ミドルホール)、パー5(ロングホール)では、ほとんどの場合ドライバーでティーショットを行います。
コースのレイアウトにより、ドライバーでなく、フェアウェイウッドやアイアンでティーショットをする場面もありますが、基本はドライバーになります。
ボールをなるべく遠くへ飛ばすという役割を持ったドライバー。
選び方のコツは、「一発の飛距離が出る」ものではなく「平均的に飛ぶ」ものを選びましょう。
安定して飛んで曲がりにくいドライバーを見つけることができれば、それだけティーショットからゲームを優位に運ぶことができるでしょう。
セカンドショット
セカンドショット、またはパー5のサードショットも含め、ドライバーで飛ばした次は、さらにボールを遠くへ飛ばしてできるだけグリーンに近づけたり、あわよくばグリーンに乗せたいと考えます。
この場合、基本的には残りの距離に応じて、フェアウェイウッドやアイアンの適切な番手を選んで使うことになります。
しかし、残りの距離だけで使うクラブを選んではいけない場合もあります。
たとえば、ティーショットがラフに行ってしまい、ボールが沈んでいる場合、フェアウェイウッドではボールが上手く打てずに少ししか飛ばないということも多くあります。
そのような場合は、ロフト角が寝た(フェース面の角度が上を向いている)ショートアイアンやウェッジ類で、まずはフェアウェイへの脱出を目指しましょう。
また、グリーンまでの距離が残っている場合でも、池越えやバンカー越えになる場合は、思い切って池やバンカーの手前までしか打たない、いわゆる“刻む”という戦略がいいスコアに結び付くこともあります。
この辺のクラブ選びにはある程度経験も必要ですが、基本的には「無理をしないことが大切」と覚えておきましょう。
アプローチ
アプローチの場面では、ショートアイアンやピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジを使用します。
ボールが落ちてからの転がりも計算しながら、確実にグリーンをとらえていきましょう。
転がして寄せる、ふんわりと上げて落として寄せる、など、アプローチの打ち方にも種類があります。
経験を重ね、転がす場面、上げる場面を見極めたアプローチができるようになることを目指しましょう。
グリーン上
ボールがグリーンに乗ったら、パターでカップインを狙っていきます。
パターには大きくピン(ブレード)型、マレット型、ネオマレット型があり、どれを選んでもかまいません。
自分が構えやすくて打ちやすい、ボールを狙った方向に、狙った距離で転がせるパターをショップなどで探してみてください。
バンカー
バンカーでは、主にサンドウェッジを使用します。
サンドウェッジという名前が付いていないものでも、56度や58度といった数字が書いてあるウェッジがそれに当たります。
特に初心者の方は、バンカーが苦手という人も多いため、バンカーに強いクラブをセッティングしておくと良いでしょう。
具体的には、クラブのソール(底部分)が出っ張ったものや広いものを選ぶといいでしょう。「バウンス角」という数字がソールの出っ張りの目安で、初心者の場合、12度以上のものを使用するとバンカーがやさしくなるでしょう。
ボールを遠くへ飛ばすもの、グリーンに乗せるもの、ピンを狙っていくもの、それぞれの役割があるのです。
それぞれの場面で、どのゴルフクラブを使うべきかを解説します。用途ごとのクラブをセッティングすることで、さまざまな場面で活用できるでしょう。
ティーショット
各ホールは、ティーイングエリアからティーショットを打って始まります。
パー3(ショートホール)以外の、パー4(ミドルホール)、パー5(ロングホール)では、ほとんどの場合ドライバーでティーショットを行います。
コースのレイアウトにより、ドライバーでなく、フェアウェイウッドやアイアンでティーショットをする場面もありますが、基本はドライバーになります。
ボールをなるべく遠くへ飛ばすという役割を持ったドライバー。
選び方のコツは、「一発の飛距離が出る」ものではなく「平均的に飛ぶ」ものを選びましょう。
安定して飛んで曲がりにくいドライバーを見つけることができれば、それだけティーショットからゲームを優位に運ぶことができるでしょう。
セカンドショット
セカンドショット、またはパー5のサードショットも含め、ドライバーで飛ばした次は、さらにボールを遠くへ飛ばしてできるだけグリーンに近づけたり、あわよくばグリーンに乗せたいと考えます。
この場合、基本的には残りの距離に応じて、フェアウェイウッドやアイアンの適切な番手を選んで使うことになります。
しかし、残りの距離だけで使うクラブを選んではいけない場合もあります。
たとえば、ティーショットがラフに行ってしまい、ボールが沈んでいる場合、フェアウェイウッドではボールが上手く打てずに少ししか飛ばないということも多くあります。
そのような場合は、ロフト角が寝た(フェース面の角度が上を向いている)ショートアイアンやウェッジ類で、まずはフェアウェイへの脱出を目指しましょう。
また、グリーンまでの距離が残っている場合でも、池越えやバンカー越えになる場合は、思い切って池やバンカーの手前までしか打たない、いわゆる“刻む”という戦略がいいスコアに結び付くこともあります。
この辺のクラブ選びにはある程度経験も必要ですが、基本的には「無理をしないことが大切」と覚えておきましょう。
アプローチ
アプローチの場面では、ショートアイアンやピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジを使用します。
ボールが落ちてからの転がりも計算しながら、確実にグリーンをとらえていきましょう。
転がして寄せる、ふんわりと上げて落として寄せる、など、アプローチの打ち方にも種類があります。
経験を重ね、転がす場面、上げる場面を見極めたアプローチができるようになることを目指しましょう。
グリーン上
ボールがグリーンに乗ったら、パターでカップインを狙っていきます。
パターには大きくピン(ブレード)型、マレット型、ネオマレット型があり、どれを選んでもかまいません。
自分が構えやすくて打ちやすい、ボールを狙った方向に、狙った距離で転がせるパターをショップなどで探してみてください。
バンカー
バンカーでは、主にサンドウェッジを使用します。
サンドウェッジという名前が付いていないものでも、56度や58度といった数字が書いてあるウェッジがそれに当たります。
特に初心者の方は、バンカーが苦手という人も多いため、バンカーに強いクラブをセッティングしておくと良いでしょう。
具体的には、クラブのソール(底部分)が出っ張ったものや広いものを選ぶといいでしょう。「バウンス角」という数字がソールの出っ張りの目安で、初心者の場合、12度以上のものを使用するとバンカーがやさしくなるでしょう。
打ちたい飛距離のクラブを使う
ゴルフを始めて間もない頃は、各クラブの距離を打ち分けることが難しいです。
しかし、段々と打ち慣れてくることでそれぞれのクラブの飛距離がわかってきます。
ドライバーであれば230ヤード、7番アイアンであれば150ヤード、といった具合です。
この段階になれば、自分で打ちたい距離、というものが出てくるはずです。
その飛距離に該当するクラブを入れると、段階的な飛距離となり、クラブ選択がしやすくなります。
しかし、段々と打ち慣れてくることでそれぞれのクラブの飛距離がわかってきます。
ドライバーであれば230ヤード、7番アイアンであれば150ヤード、といった具合です。
この段階になれば、自分で打ちたい距離、というものが出てくるはずです。
その飛距離に該当するクラブを入れると、段階的な飛距離となり、クラブ選択がしやすくなります。
3番ウッドは難易度が高い
ドライバーの次に飛距離が出せるクラブはフェアウェイウッドです。
なかでも3番ウッド(スプーン)は、地面から打てるクラブの中では一番飛距離が出るクラブです。しかし、初心者が3番ウッドをセッティングに入れることはおすすめしません。
なぜなら、3番ウッドはシャフトが長く、打つのがとても難しいため、持っていても使いこなせない可能性が高いからです。
フェアウェイウッドをセッティングに入れる場合、まずは5番ウッドから入れると良いでしょう。
なかでも3番ウッド(スプーン)は、地面から打てるクラブの中では一番飛距離が出るクラブです。しかし、初心者が3番ウッドをセッティングに入れることはおすすめしません。
なぜなら、3番ウッドはシャフトが長く、打つのがとても難しいため、持っていても使いこなせない可能性が高いからです。
フェアウェイウッドをセッティングに入れる場合、まずは5番ウッドから入れると良いでしょう。
アイアンは打てる番手から使う
アイアンは、ほとんどの場合、5番(6番)~9番にピッチングウェッジを合わせたセットで販売されています。
しかし、5番以下のロングアイアンは、シャフトが長いことに加え、球が上がりにくいため、特に初心者には扱いづらいクラブです。
基本的にアイアンはセットで購入するクラブなので、最初はやさしいと言われるアイアンセットを購入し、スイングができてきたり、そのアイアンセットが物足りなくなってきたら少し上級者向けのモデルに買い替えるという考え方でいいでしょう。
しかし、5番以下のロングアイアンは、シャフトが長いことに加え、球が上がりにくいため、特に初心者には扱いづらいクラブです。
基本的にアイアンはセットで購入するクラブなので、最初はやさしいと言われるアイアンセットを購入し、スイングができてきたり、そのアイアンセットが物足りなくなってきたら少し上級者向けのモデルに買い替えるという考え方でいいでしょう。
ウェッジで100ヤード以内を打ち分ける
初心者にとってもベテランにとっても、100ヤード以内の距離をいかに打ち分けられるかで、その日のスコアが変わってきます。
フェアウェイウッドやアイアンを少なくする代わりに、ウェッジの番手を増やして、100ヤード以内に備えるというセッティングもアリです。
自分が使っているアイアンセットのピッチングウェッジのロフト角を調べて、そこから4~6度間隔でウェッジをセッティングするのがおすすめです。
たとえば、ピッチングウェッジのロフト角が44度の場合は、48度、52度、58度という組み合わせや、50度、56度という組み合わせでもいいでしょう。
フェアウェイウッドやアイアンを少なくする代わりに、ウェッジの番手を増やして、100ヤード以内に備えるというセッティングもアリです。
自分が使っているアイアンセットのピッチングウェッジのロフト角を調べて、そこから4~6度間隔でウェッジをセッティングするのがおすすめです。
たとえば、ピッチングウェッジのロフト角が44度の場合は、48度、52度、58度という組み合わせや、50度、56度という組み合わせでもいいでしょう。
初心者におすすめのセッティング
以上を踏まえて、初心者におすすめのセッティングを考えていきましょう。
もちろん、自分のプレースタイルにより、組み合わせを入れ替えるのは自由です。
セッティングをあれこれ考えることも、ゴルフの楽しみの1つです。
以下、初心者におすすめのセッティングを2通りご紹介します。
王道セッティング
ドライバー、フェアウェイウッド(5番)、ユーティリティ2本(22度、25度)、アイアン(6番~9番)、ウェッジ(ピッチングウェッジ、52度、56度)、パター=全12本
ミスが出やすい3番ウッドと5番アイアンを外し、フェアウェイウッドとアイアンの中間的役割のユーティリティを2本入れることで、ショットの安定性を確保しています。
上達したら、ここに3番ウッドや5番アイアン、60度のウェッジなどを加えて14本にするといいでしょう。
やさしさ重視セッティング
ドライバー、フェアウェイウッド(5番、7番)、ユーティリティ2本(25度、28度)、アイアン(6番~9番)、ウェッジ(ピッチングウェッジ、50度、56度)、チッパー、パター=14本
7番ウッドにユーティリティを2本セッティングし、飛距離とやさしさを重視したセッティングです。
また、アプローチ専用のチッパーというクラブもセッティングに加えることで、初心者の苦手なグリーン周りの対策をしています。
自分の得手不得手を考慮して、自分に合ったクラブをチョイスしてセッティングを完成させていきましょう。
もちろん、自分のプレースタイルにより、組み合わせを入れ替えるのは自由です。
セッティングをあれこれ考えることも、ゴルフの楽しみの1つです。
以下、初心者におすすめのセッティングを2通りご紹介します。
王道セッティング
ドライバー、フェアウェイウッド(5番)、ユーティリティ2本(22度、25度)、アイアン(6番~9番)、ウェッジ(ピッチングウェッジ、52度、56度)、パター=全12本
ミスが出やすい3番ウッドと5番アイアンを外し、フェアウェイウッドとアイアンの中間的役割のユーティリティを2本入れることで、ショットの安定性を確保しています。
上達したら、ここに3番ウッドや5番アイアン、60度のウェッジなどを加えて14本にするといいでしょう。
やさしさ重視セッティング
ドライバー、フェアウェイウッド(5番、7番)、ユーティリティ2本(25度、28度)、アイアン(6番~9番)、ウェッジ(ピッチングウェッジ、50度、56度)、チッパー、パター=14本
7番ウッドにユーティリティを2本セッティングし、飛距離とやさしさを重視したセッティングです。
また、アプローチ専用のチッパーというクラブもセッティングに加えることで、初心者の苦手なグリーン周りの対策をしています。
自分の得手不得手を考慮して、自分に合ったクラブをチョイスしてセッティングを完成させていきましょう。
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