【米ツアー初優勝】逆転勝利をつかんだ稲見萌寧プロの最新クラブセッティングをチェック

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【写真:Getty Images】

JLPGAツアー「TOTOジャパンクラシック」(日米共催大会)で今季初優勝を飾った稲見萌寧選手。約1年ぶりの復活優勝を果たした稲見プロを支えたクラブセッティングをご紹介します。

※実際の試合でのセッティングと異なる場合があります。

稲見選手のクラブセッティング

ドライバー:テーラーメイド「ステルス2 プラス ドライバー」

新作のステルス2 シリーズは60層のカーボンツイストフェースを搭載。新構造のカーボンフェース設計で前作よりも2g軽量化に成功し、より余剰重量を生むように設計されています。

また、可変ウェイト(スライディングウェイトシステム)も採用。重心距離を変えられることでアジャスト性能を高めて、アスリートに使いやすく自分が狙った弾道が打ちやすいように設計されています。

見た目も少しシャープな感じでテーラーメイドらしい洋梨タイプのヘッドも特徴です。
フェアウェイウッド:テーラーメイド「ステルス2 フェアウェイウッド」

一番の特徴はアドバンスドICTフェースというテクノロジーです。センターフェースでヒットしてもオフセンターでヒットしてもより大きなスイートエリアを生み出すため、モデルやロフト別に設計しています。ICTテクノロジーはテーラーメイドでずっと使われているテクノロジーですが、さらにブラッシュアップして搭載しています。

また、3番と3番HLにマレージング鋼でC300という素材を使って、飛距離を追求しつつ、弾き感のある良い打感も作っています。また、今までなかった9番ウッドが新たにラインナップされているのも特徴です。
ユーティリティ:テーラーメイド「ステルス2 レスキュー」

フェース面は、モデル別に設計された「アドバンスドICTフェース」を搭載。モデルや番手ごとに細かく設計されていて、センターフェースでヒットしてもオフセンターでヒットしてもミスに強く、安定した弾道を生み出すテクノロジーです。

あわせて「Vスチールソールデザイン」で接地面を最小限に抑え、抜けの良さを向上させて抵抗感なく滑るような非常に抜けのいいソールも採用しています。

また、今までは6番の28°までのラインナップでしたが、新たに7番の31°までラインナップされているのも特徴です。
アイアン:ミズノ「Mizuno Pro 243 アイアン」

2023年秋に発売された最新アイアン。7番アイアンから上の番手のフェースには飛距離や余計なスピンが入らない、結果を求めるためにクロムモリブデン鋼を採用。余計な振動やちょっと硬いフィーリングがなくなり、フェースに乗る感覚やキャビティとは思えない打感を味わえます。
ウェッジ:タイトリスト「ボーケイ SM9 ウェッジ」「ボーケイ SM8 ウェッジ」

SM9はソールの形状に合わせて重心位置を変えて、どのウェッジでも同じような球が出るように再設計。実際に構えるとアイアンと同じようなシャープなイメージもわきやすくなりました。フェースに乗っている時間がより長くなり、低く飛び出し、安定してスピンがかかるのが特徴。ボールコントロールがさらにしやすくなりました。

SM8は、ヘッド内部のトゥ側にタングステンが入っており、SM7よりもソリッドに打ち抜きやすくなったのが一番の特徴です。重心が前側に寄ったことで、操作性も向上しています。

SMシリーズはバンス角やソールグラインドと呼ばれている削り方の種類が豊富なのも特徴です。自分の打ち方に合ったソールのウェッジが選べるという点で多くのプロに支持されています。
パター:テーラーメイド「TP トラス パター B1TH トラスヒール」

トラスホーゼルは三角形のトラス構造でネックを作ることで、オフセンターヒット時のブレを抑える効果があります。TPトラスシリーズではトラスホーゼルが「カーボンコンポジットトラスホーゼル」という名前になり、進化しました。

B1THはTPトラスシリーズの中で一番オーソドックスなモデルです。ヘッド形状にこだわったきれいなブレードタイプが特徴です。
ボール:ブリヂストン「TOUR B XS ボール(2022年モデル)」

世界のトッププロからの「飛んで、止まる」という要求性能に応え、独自のスピード&スピンコントロールテクノロジーで実現。フェースへの「乗り感」にこだわって作られたボールです。
※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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