【アイアン編】初心者にやさしいおすすめのゴルフクラブメーカー・ブランドは?【2023年度版】
【(c)GettyImages/sculpies】
けれど、いざアイアンを持ってみても、打ちにくく、ボールも上がりづらい。ミスショットを連発してしまうという人も少なくないはず。
それは、もしかしたらアイアンが合っていないからかもしれません。
そこでここでは、初心者の方に向けてアイアンの選び方や、おすすめのクラブメーカー・ブランドをご紹介していきます。
アイアンとは?
5番~9番、ピッチングウェッジといった6本セットで販売されていることが多く、番手の数字が小さいものほどシャフトが長く、ロフト角が小さくなり、遠くまで飛ばせますが、その分打つのが難しくなります。
ドライバーやフェアウェイウッドとは違い、ボールを遠くまで運ぶというよりは、正確な距離を方向良く打つことが重要なクラブです。
初心者向けアイアン選びの4つのポイント
初心者向けのアイアンを選ぶ際、着目してほしい4つのポイントをお伝えします。
ヘッド形状
アイアンのヘッドには、大きく分けて3種類の形状があります。
1つ目が、「マッスルバック」。ボールの操作性に着目した、小さなヘッドのアイアンです。
ボールを曲げたり、スピンを意図的にかけたりしやすいという特徴があります。ヘッドが小さい分ミスヒットに弱く、上級者向けのクラブと言えます。
2つ目が、「キャビティ」。芯を外すと飛距離の落ちてしまうマッスルバックの欠点を補うために開発されたクラブで、フェースの後ろを削り、重量を外周に配分しています。ヘッド自体の大きさも一回り大きくし、操作性は劣りつつも、ミスヒットに強いクラブとして人気です。
3つ目が、「ポケットキャビティ」。キャビティアイアンをさらに加工し、フェースの裏側を下側まで削り、ポケットみたいにくぼみを作ったアイアンです。
キャビティよりもさらにミスヒットに強く、直進性の高いボールが出ます。
初心者には、ポケットキャビティが扱いやすくおすすめです。
シャフトの素材
アイアンのシャフトの素材は、スチールとカーボンの2種類です。
以前はアイアン用のシャフトと言えばスチール素材しかなく、ねじれ(トルク)が小さいため、正確性があり、グリーンをしっかり狙うために使われるアイアンに最適とされていました。
けれど、スチールシャフトはその名の通り鉄でできており、重いことが難点。シニアや女性は重くて扱いにくかったのです。
そのような方たち向けに、軽量で操作性が大幅に向上した、カーボンシャフトが生み出されました。
現在では、スチールシャフトもカーボンシャフトもより開発が進み、カーボンシャフトのしなりや衝撃吸収の良さを活かしつつスチールシャフト並みに重くしたものや、カーボンシャフトのように軽いけど、スチールの正確性を担保したスチールシャフトなど、様々なシャフトが市場に出回っています。
一般的な初心者の方には、軽量のスチールシャフトか、カーボンシャフトがおすすめです。ただし、野球部出身など、ある程度体力に自信のある場合は、重めのスチールシャフトが合うでしょう。ショップの人や周りの上級者に相談してみてください。
ソール幅
アイアンヘッドの、地面と接地する部分のことを「ソール」と言い、このソール幅は、狭いものから広いものまでさまざまです。
かつては、マッスルバックのような、ソール幅が狭いものが主流でした。しかし、ソール幅の狭いアイアンは難度が高く、徐々にソール幅の広いアイアンも開発されるようになりました。
ソール幅が広い分、ダフりのミスに強くなり、重心が低く、深くなることでボールが上がりやすいというメリットがあります。
ゴルフ初心者は、ソール幅の広いアイアンを選択するとやさしくゴルフを始められるでしょう。
ロフト角
アイアンを地面と垂直に構えた時のフェースの傾きを表すのが「ロフト角」。
ロフト角は、ボールの飛びに大きく作用します。小さいロフト角のアイアンのほうが、大きいロフト角のアイアンよりも飛距離が出ます。ただし、あまりロフトが小さいと、球が上がり切らずに逆に飛距離をロスしてしまいます。
標準的なアイアンのロフト角は7番で30~34度程度です。しかし、最近増えてきた“飛び系”と言われるアイアンの場合、ロフト角は25~29度と、かなり小さめになっています。
特に初心者向けとされるアイアンにこのような小さめのロフト設定のモデルが多いのですが、あまりロフトが小さいと球が上がりにくくなってしまうので注意が必要です。
メーカーやモデルによって、同じ番手でもロフト角は異なります。できれば、店頭などで試打して、打ちやすさと同時に球の上がりやすさもチェックして選ぶようにしてください。
ゴルフ初心者にやさしいおすすめのクラブメーカー・ブランド5選
以下、初心者におすすめのアイアンを紹介します。
【https://store.alpen-group.jp/f/dsg-191400-】
世界最大手のタイヤメーカーの技術を応用し、最新のテクノロジーを盛り込んだクラブ開発を続けているのが、日本を代表するクラブメーカーの「ブリヂストンゴルフ」です。
最新作233HF アイアンは、SP-COR(サスペンションコア)とディンプルフェースの組み合わせでフェース面の広い範囲で高反発化し、L字フェースとパワースリット搭載で高初速化を実現した、中空高機能アイアンです。
シャープなルックスながら、初心者でもやさしく高弾道で飛ばせるアイアンです。
【https://store.alpen-group.jp/f/dsg-170665-】
ゴルフクラブと言えば必ずと言っていいほど候補に挙がる、アメリカ生まれの大手クラブメーカー「テーラーメイド」。
特に初心者におすすめしたいのが、写真のステルスHD アイアンです。
軽量ポリマー素材を使用する『キャップバックデザイン』を採用し、軽量化と強度を併せ持った中空構造を実現、番手ごとに求められる性能を発揮します。
また、シャローヘッドとワイドソールデザインの低重心化設計で、高弾道のショットを可能にしました。さらに、ソールが適度に湾曲した『ラウンドソール』が、どんなライからでも振り抜きやすくなっています。
【https://store.alpen-group.jp/f/dsg-129694-】
いまや、初心者におすすめのゴルフクラブと言えば一番に名前が出ると言ってもいいのが、ダンロップの「ゼクシオ」シリーズ。
人気のゼクシオシリーズの12代目、「ゼクシオ 12」は、アイアンもおすすめです。
「REBOUND FRAME」構造による「フェースのたわみ」「ボディのたわみ」が、優れたボール初速を生み出します。
高比重タングステンニッケルウエイトの採用や低重心専用ネック設計により、低重心化と慣性モーメントの増大を実現し、ミスヒットに強くなっています。
ややワイドなソール形状により、ダフりのミスにも強さを発揮します。
【https://store.alpen-group.jp/f/dsg-191837-】
上級者向けのブランドというイメージの強いタイトリストですが、上達を目指す初心者にもおすすめしたいアイアンもラインアップしています。
写真のT350アイアンもその一つ。
ツアーでの高い使用率を誇るタイトリストですが、このT350アイアンにもツアープロから得られたフィードバックが注ぎ込まれています。
まったく新しいマルチマテリアル(複数素材)の中空ボディ構造が、大きな安心感と許容性を生み出しています。
ツアーアイアンのようなフィーリングを感じながらも、最大限の飛距離性能とやさしさを感じることができるでしょう。
【https://store.alpen-group.jp/f/dsg-197134-】
楽器メーカーとしても著名な「ヤマハ」ですが、実はゴルフクラブメーカーとしても人気で、藤田寛之プロ、谷口徹プロを始め多くのトッププロに信頼されています。
そんなヤマハのアイアンラインアップの中で、初心者におすすめなのが、4000g・cm²という大慣性モーメントでとにかくミスヒットに強く、曲がらないRMX(リミックス) VD/X アイアン。
アドレス時のネックの手前側に重量を配分して左右慣性モーメントを極限まで大きくした独特な形状は、アドレスをするとまったく気にならず、安心感を得られるアドレスビューになっています。
もちろん、その独特な形状の恩恵により、多少の打点のブレにもフェースがぐらつかず、ボールを真っすぐ飛ばしてくれます。
また、打感や打音といった感性領域についても、前作VD40から改善され、ミスヒット時にも心地良い弾き感を得ることができます。
やさしい初心者向けのアイアンで安心してグリーンを狙っていこう
初心者にやさしいクラブを上手く活用して、スコアアップを目指してください。
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