ヤクルトの守護神・田口麗斗×ママハードラー・寺田明日香 異競技の現役アスリート対談が実現!
対談前には田口選手(左)から7月のアジア陸上競技選手権の銀メダルを獲得した寺田選手に花束が贈られた 【スポーツナビ】
本記事では、9月12日にYouTube「スポーツナビ 野球チャンネル」で公開された動画から、対談の様子をダイジェストでお送りする。
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質問1)成績が伸び悩む時、どのように乗り越えていますか?
寺田 自分のやっていることを見直したり、何が良くなくて悪くなっているのかを研究するようにしています。良くなる過程で悪くなっていることもあるので、その見極めは大事にしています。
田口 僕たちも新しい練習を取り入れて、ダメだったら切り捨てることもある。そこの見切りのつけ方はあるんですか?
寺田 主観的な部分、コーチやトレーナーの客観的な部分、どちらから見ても大丈夫だったらそのまま進みます。片寄らないように主観と客観の行き来をしています。
田口 僕も自分だけの思考でやらないようにしています。僕よりも長くやっている先輩方がたくさんいるので、アドバイスを請うときはありますね。最近は『僕はこうやってきたので、これをやります』っていう若い子たちが増えてきている。もうちょっと聞けばいいのにな、と思うんですけど、陸上界はどうですか?
寺田 やっぱりあります。ハードル界の中で雰囲気を良くして、情報を共有できる雰囲気を作ると『聞いてみようかな』という感じも出てくると思うので、一番年齢が上の私は後輩に聞いてもらえる雰囲気作りをしたり、そういう存在でいられたらいいなと思っています。
田口 聞かれるとやっぱり嬉しいですよね。
寺田 嬉しいです。全部教えちゃうぞ~って!
田口 後輩たち、絶対聞きに来い!(笑)