やさしく遠くに飛ばせる!タイトリスト「T350 アイアン」

スポナビGolf

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2023年タイトリストから新作Tシリーズアイアンが、3代目として発売されました。ゴルフライターの鶴原弘高さんに「T350 アイアン」の特徴と性能、試打した感想を解説していただきました。

T350 アイアンの性能と特徴

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前作2021年モデルではT300というモデルがありましたが、2023年モデルはT350というモデル名になっています。前作と比べると、ヘッドサイズも少し大ぶりになった感じです。

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バックフェースはかなりクリーンなルックスになっていて、後ろにヘッドの他の場所と同じようなミラーのバッジが付いています。

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T200と同じようなテクノロジーが使われています。フェースの中に「マックスインパクトテクノロジー」という、タイトリスト独自のテクノロジーが搭載されていて、フェースの全域で高い反発が得られるようになっています。

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T200との相違点は、ヘッドサイズとT350には少しグースが入っていて球をつかまえやすそうなイメージがわくところです。

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T350は7番でロフトが29°になっています。T200が7番でロフト30.5°という設定なので、1.5°のロフト差だけなのですが、見比べてわかるようにソール幅もT350の方がワイドでグースもついています。

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構えたときの見た目も大きくて安心感があります。

T350アイアンを試打した印象とおすすめユーザー

球を曲げたくない人や直進性を求める人は、T200よりT350の方が向いています。

タイトリストのTシリーズ4モデル全てにおいて、ちゃんとグリーンに止められるように作られています。T350も7番でロフトは29°と立った設計になっていますが、球を高く上げてグリーンに止められるように打ちやすく作られています。

ただこれも好みがあると思います。前作のT300だと、少し操作感も出せるモデルだったのですが、今回のT350はヘッドサイズが大きくなり、直進性に優れている分、なんとなく重たい感じもしてしまいます。直進性は高いがヘッドが大きくなったため、フェースターンさせたい人には向かないモデルかもしれません。

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T350は、感覚的にはT400というロフトの超ストロングモデルに近いように感じます。

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タイトリストを使いたいけどアスリートモデルは難しそうで苦手に感じる人、やさしく遠くに飛ばせるアイアンを探している人にはT350が向いていると思います。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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