2023プロ野球・スポーツナビ週間MVP

データで交流戦MVPを選出 WBC組が各部門独占、本家MVP・岡本和真は?

データスタジアム株式会社

交流戦防御率0.00を記録した3人の右腕がランクイン

 セ・リーグの投手では、1位に髙橋宏斗(中日)、2位に才木浩人(阪神)がランクイン。ともに、交流戦で規定投球回に到達して防御率0.00の快挙を達成した。3位には、リリーフから唯一のトップ10入りを果たした菊地大稀(巨人)が続いた。

【データ提供:データスタジアム】

1位 髙橋 宏斗(中日)
 6月13日のロッテ戦では、9回5安打9奪三振の快投でプロ初の完封勝利をマーク。21日の楽天戦では2失点を喫したものの、失策が絡んでいたため自責点はつかず。規定投球回到達者では才木に次いで史上5人目となる、交流戦防御率0.00を達成した。

2位 才木 浩人(阪神)
 交流戦では3試合に先発し、計21イニングを投げて無失点と快投を続けた。佐々木朗と投げ合った6月4日のロッテ戦では、9回3安打12奪三振で今季初の完封勝利をマーク。自慢のストレートを武器に、パ・リーグの打者たちを圧倒した。

3位 菊地 大稀(巨人)
 交流戦では9試合にリリーフ登板し、相手に得点を許さず。2番手としてマウンドに上がった6月6日のオリックス戦では、打者11人をパーフェクトに抑える好救援を披露した。後半からは勝ちパターンとしても起用されるなど、育成出身右腕が存在感を高めた。

3戦3勝を記録したオリックスのエースが1位

 パ・リーグ投手部門では、無傷の3勝をマークした山本由伸(オリックス)が1位に輝いた。2位には安定した投球で試合をつくった伊藤大海(日本ハム)、3位には気迫のピッチングで三振を量産した平良海馬(西武)が名を連ねた。

【データ提供:データスタジアム】

1位 山本 由伸(オリックス)
 6月13日の阪神戦では今季最多となる11奪三振を記録。8回2安打無失点の快投で今季6勝目をマークした。交流戦の3登板ではいずれも8回を投げきって勝利を手にしており、計24イニングを投げてわずか1失点。25奪三振1与四球と投球内容も抜群だった。

2位 伊藤 大海(日本ハム)
 6月17日の中日戦では初回から3イニング連続で失点を喫したものの、4回以降は立ち直り、7回3失点の好投で5月18日以来となる白星をゲット。交流戦はこの1勝のみにとどまるも、全3登板でクオリティースタートを記録。計2与四球と安定した投球内容も高評価につながった。

3位 平良 海馬(西武)
 6月11日のヤクルト戦で自己最多となる12個の三振を奪うと、18日の広島戦では志願して7回のマウンドに上がるなど、127球を投じる力投で7回3失点11奪三振。この登板でチームの連敗を止めるとともに、自身は規定投球回に到達。シーズン防御率のリーグトップに躍り出た。

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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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