ライオンズは2月5日(日)、西口ファーム監督を筆頭にコーチ、選手、スタッフ総勢82名のB班が高知龍馬空港に到着。
高知龍馬空港到着ロビーでは、高知県のキャンプ受入スタッフをはじめ、大勢のライオンズファンのもと、高知県による歓迎セレモニー・花束贈呈が執り行われ、西口ファーム監督と岸選手が代表して、花束を受け取りました。

高知県関係者は「今春も高知県で引き続きキャンプを開催していただいてありがたい。ここ2年間は、コロナ禍の影響によって、さまざまな制限がありセレモニーの自粛や規模を縮小せざるを得なかった。しかし、今年は3年ぶりに花束の贈呈を含め、コロナ禍以前の形で、埼玉西武ライオンズさんをお迎えすることができて非常に嬉しいです。」と喜びの声をあげました。

〇西口ファーム監督コメント
思い入れのある高知県ですし、懐かしい気持ちとやっとキャンプが始まると思うと
楽しみしかありません。
明日、初日を迎えますが選手たちがどれだけ自主トレをやってきたかも楽しみです。
この春野でしっかり練習をして、ひとりでも一軍に上がれるような土台を作ってほしいです。
ファンの皆さま、春野総合運動公園野球場へお越しいただき、若獅子たちへ熱い応援をお願いいたします。

〇岸選手コメント
高知県は学生時代を過ごした地なので懐かしい反面、毎年新鮮な気持ちになります。
いよいよ明日からキャンプが始まるのでしっかりと体を整えながら、23日までがんばります！

6日(月)午前9時、ライオンズはキャンプ初日となった春野総合運動公園野球場で高知県主催による激励品贈呈式に出席。
高知県議会をはじめ10団体から高知県の特産品を受け取った西口ファーム監督は「高知県、高知市には毎年たくさんの激励品をいただきありがとうございます。選手たちは、この激励品を飲んで、食べて厳しいキャンプを乗り切ってほしいです。ファンの皆さまには23日までキャンプが続きますので時間の許す限り、選手たちのがんばっている姿を見ていただきたいです」と感謝の言葉とファンへメッセージをおくりました。

キャンプは全体アップから始まりランニングメニュー、キャッチボール、ペッパー（トスバッティング）、総合練習(打撃、走塁、守備)を行った後、選手個々に課せられた練習を行います。
長年春野総合運動公園野球場にてグラウンド整備を担当している関係者によると、例年とは異なり初日からブルペンはフル稼働だったとのこと。

西口ファーム監督はメイン球場、サブグラウンド、ブルペンと精力的に動き回り、選手たちに熱い視線を送りました。

〇キャンプ初日を終えた西口ファーム監督コメント
打つことに関してはある程度打てていたと思います。
投内連係など投げる方はまだまだ物足りないと感じましたが、キャンプ初日にしてはまずまずです。
選手たちには、このキャンプでしっかりレベルアップしてほしいです。

7日(火)2日目のB班高知キャンプは、グラウンドコンディション不良のため屋内運動場でのスタート。
昨シーズン、育成契約から支配下登録を勝ちとった滝澤選手と長谷川選手は、キャッチボールとペッパー(トスバッティング)を一緒に行い、ノックも同じ組で受けました。
滝澤選手は60メートルの距離を12秒以内に走るランニングメニュー10本を常にトップで走りきり、2023年チームスローガンである走魂(そうこん)を体現化し開幕一軍入りに向けアピールしました。
長谷川選手は一球一球打球の行方を確認しながら打撃練習に励んでおり、屋内運動場には鋭い打球音が鳴り響きます。

〇滝澤選手コメント
昨シーズンは最初は良かったんですが試合に出るにつれ、考え過ぎてしまいました。
今シーズは自分本来の思い切りの良さを出してレギュラーを獲るのが目標です。
このキャンプではたくさん練習して走、攻、守すべてレベルアップしたいです。

〇長谷川選手コメント
今の実力では(一軍は)難しいと一番に思いました。自主トレでは狙って逆方向に打つ練習に取り組み、形になりつつあるので、キャンプで更に精度を上げて一軍の投手相手にどこまで通用するか試したいです。

３日目の8日(水)、この日は西口ファーム監督が高知県のテレビ番組に出演。(1局は生出演)
春野総合運動公園野球場で行われているB班キャンプについてや高知県の印象、キャンプの取り組み、今シーズンの目標などを語りました。
また、現役時代の春野キャンプでの映像を懐かしみながら当時の想い出や高知県にゆかりのある公文投手(高知県出身)、岸選手(明徳義塾高校出身)について期待の言葉をテレビに向かって伝えるなどし、最後には高知県のファンの皆さまに向け「キャンプを見にきてください」との熱いメッセージを送りました。

西口ファーム監督コメント
初めての高知キャンプは28年前のことなのでとても懐かしいです。ファンの皆さまの応援は選手にとって非常に力になります。
ファンの皆さまには一生懸命がむしゃらにボールを追いかけている選手の姿を見ていただきたいです。
11日(土・祝)、12日(日)、18日(土)、19日(日)の4日間は抽選会を行いますので、ぜひ春野総合運動公園野球場まで足を運んでください。

B班高知キャンプで調整を行っているライオンズの栗山選手、中村選手、増田選手の3選手は第1クールの最終日となった2月9日(木)も若手選手と共に汗を流しました。
投内連係でサードの守備に入った中村選手は好返球した若手投手に対し「OK、ナイスボールや」と大きな声をかけ投手陣を盛り上げます。
打撃練習では栗山選手と中村選手が同じ組で回り一球一球打球の行方を確認しながら丁寧に打ち返しました。
増田投手はアップ、キャッチボール、補強、ランニングメニューを終えた後、ブルペンでシャドーピッチングを行い、フォームの確認に終始。
明日10日(金)は今キャンプ初の休養日となり、選手たちは11日(土・祝)から始まる第2クールに備え英気を養います。

栗山選手コメント
若手に刺激を受けながら充実した時間を過ごしています。一日一日を集中して開幕には100％の力を発揮できるよう調整していきます。

中村選手コメント
第1クールが終わったばかりですが、順調に調整できていると思います。今後は自分の体と天候と相談していい調整ができればなと思います。

増田投手コメント
第1クールは何の問題もなく順調で充実していたと思います。
第2クール以降は走ることも含め、さらにギアを上げて仕上げていきます。

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初の休養日となった10日(金)、新人7選手が午前と午後の二組に分かれ小学校訪問と高知市内観光を行いました。
高知市立横浜小学校を訪問したのは野村選手、モンテル選手、三浦投手、是澤選手の育成4選手でこどもたちに野球の楽しさ、すばらしさを知ってもらいたいという思いから小学校訪問が始まりました。
選手の自己紹介から始まった交流会。続いて、選手によるキャッチボールや素振りのデモンストレーション、児童とのキャッチボール、徒競走、記念撮影などを行い同校の4年生約60名のこどもたちと交流を深めます。

小雨が降る中、観光名所の桂浜に向かったのは古川選手、野田選手、山田投手の3選手。
「桂浜 海のテラス」で名物であるカツオの藁焼きの実演を目の前で見た古川選手は「藁の香りが凄いですね。ランチが楽しみです」と話し、山田投手は「お腹ペコペコです。早く食べたいです」と話しました。
「カツオがめちゃくちゃうまいです」や「このお肉も最高です」など高知県の特産品をふんだんに使用したランチを満喫した３選手。

児童たちの笑顔を見て、また、おいしい食事を味わった新人７選手は、心身共にリフレッシュし、11日から始まる第2クールに臨みます。


【小学校訪問4選手コメント】
〇モンテル選手コメント
今日は短い時間でしたが、皆さんが楽しんでいる姿を見ることができてうれしかったです。明日は選手のサイン入りグッズなどがあたる抽選会があるので、ぜひ春野総合運動公園野球場に来てください。

〇野村選手コメント
短い時間でしたがとても楽しかったです。23日までキャンプをしているので、ぜひ見に来てください。

〇三浦投手コメント
皆さんがとても楽しそうにキャッチボールをしてくれたので良かったです。僕も楽しい
時間を過ごすことができました。

〇是澤選手コメント
こどもたちが、とても投げるのが上手で驚きました。皆さん、ぜひプロ野球選手を目指してください。

【市内観光3選手コメント】
〇古川選手コメント
桂浜の海を見て地元の大分を思い出しました。カツオの塩たたきのおいしさに衝撃を受けました。11日からの第2クールもがんばります。

〇野田選手コメント
龍馬像の大きさにびっくりしました。久しぶりに海を見られましたし、風も気持ちよくて
リフレッシュできました。食事も全部おいしくて良い休みになりました。

〇山田投手コメント
ガイドさんの説明を聞いて歴史も学べましたし、とても楽しかったです。
ランチがめちゃくちゃおいしかったですね。今日の休みは大満足です。