飛ばないスライスを飛ぶフェードに変える「クロス運動」(堀琴音「再現性を高めるドライバー」)

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右45度に飛び出す右プッシュのミスに悩んだ堀琴音が、球筋をフェードに変更した理由を説明。球筋を変えた当初は、曲がり幅が大きく飛距離をロスしていたという。今回は、飛ばないスライスを飛ぶフェードに変えた「クロス運動」の効用について詳しくレッスンしています。

ドローとフェードの違いは手首の角度を変えるかどうか

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ドローヒッターは左股関節をあまり開かずにつかまえて、フェースローテーションしていくものだと思いますが、私は開いて、あまりローテーションをせずに、手首を返さずに打ちます。

――ドローで打っていた時のミスの傾向は?

やっぱり出球を右に出していきたいので、上体を右に傾け過ぎていました。現在は左に打ち出すフェードに変えて、インパクトで上体は真っ直ぐになりフェースは開かないです。

――ドローからフェードにする決断に不安はなかった?

右プッシュのミスがすごく嫌で、それから脱却するためにフェードにしたので、恐怖感はなかったです。

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――最初は大袈裟にフェードを打つ練習をしていましたか?

最初はやっていました。

でもあまりにも左に出してしまうとスライスの曲がり幅が大きくなってしまって、真っ直ぐは行くけど、距離がダウンしてしまいました。

クロス運動を取り入れたら、結構曲がり幅も減って真っ直ぐ行くようになり、距離ロスも減りました。

飛ばないスライスを飛ぶフェードに変えるクロス運動

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左右対称のクロスにするイメージで、右手を引っ張るときは、左手を右足の前に行くイメージです。

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逆にインパクトの後は、左手を引っ張って、右手が左足の前に行くイメージです。

私の場合、右手を引っ張るときは上半身を使って、左手を引っ張る時は下半身を蹴るイメージです。

下半身で蹴らないと飛距離がでません。クラブを下ろす力は下半身から連動すると思っています。

バックスイングをするときは、上半身を捻転して、ダウンスイングからインパクトにかけて、下半身を蹴っていくイメージです。

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どちらかというと、インパクトのときの右手が左足前にいるイメージが大事です。

この動作がうまくいかずにバックスイングで右手を引っ張るのが浅ければ、早くなって右プッシュが出てしまいます。

逆に、ダウンスイング以降で左手の引っ張りが足りないときは、引っかかる原因となります。

上手くクロスして打てるように意識することが大切です。

狭いホールなどでボールを曲げたくないなと思ったときは、クロス運動を素振りの前に行っています。

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