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ミスへの寛容性が高くなった！テーラーメイド2023年最新「ステルス2」ドライバー3モデルを解説

スポナビGolf 2023年1月31日 8:00

【スポナビGolf】

今回は、クラブフィッターの小倉勇人さんに、テーラーメイド2023年最新「ステルス2」ドライバー3モデルについて解説していただきました。

ステルス2 ドライバーシリーズについて

2022年に発売されて高い評価を得ていたステルスシリーズと変わったところは、飛びの性能などはそのまま残しつつ、ミスへの寛容性が高くなった点です。

ステルス2の進化した点

【スポナビGolf】

前作のステルスはカーボンフェースで注目を集めましたが、今回のステルス2シリーズでは新構造の60層カーボンツイストフェースを採用しています。エネルギー伝達効率を向上させた新構造のカーボン設計により、ボールスピードをアップさせています。

【スポナビGolf】

ソールも前作と変わっています。前作ステルスはボディはチタン、クラウンをカーボンにしていましたが、今回のステルス2はクラウンもソールもカーボンになりました。これによってさらに余剰重量を生み出しています。

【スポナビGolf】

後ろの赤い部分は、前々作のSIM2はこの部分をアルミのリングにして軽量化を図っていましたが、ステルス2は構造がそれに少し似ています。

ただ今回のステルス2シリーズは、カーボンフェース・特殊強化カーボンコンポジットリング・カーボンソールを採用したことで、カーボン素材が他の素材量を超えたカーボン中心に作られたヘッドになります。

ステルス2のラインナップ

【スポナビGolf】

ドライバーのラインナップは前作ステルスと同様3モデルになっています。

【スポナビGolf】

スタンダードな「ステルス2 ドライバー」。

【スポナビGolf】

少しアスリート向けに設計された「ステルス2 プラスドライバー」。

【スポナビGolf】

球が上がりやすくボールがつかまる「ステルス2 HD ドライバー」というラインナップになっています。

【スポナビGolf】

ライ角はモデルごとに作り分けられています。前作のステルスは全部56°でしたが、ステルス2 HDが58°。スタンダードのステルス2が56°。ステルス2 PLUSが54°と2°ずつの刻みになっています。

ステルス2とステルス2 プラスはアスリート向けです。ただミスには強くなっています。打点のミスに対して寛容性が上がったというのは間違いないのですが、アマチュアが誰でも打てるというところではないので、そこは勘違いしない方がいいかなと思います。