【教えて!井上莉花プロ】ライン出しショットはフェースローテーションを抑え気味に打とう!
【Regina 井上莉花プロ】
※リンク先は外部サイトの場合があります
【今回の願い】中途半端な距離でもグリーンに乗せたーい!
➡スリークォータースイングのライン出しショットをマスターしましょう!
ポイントは通常のショットよりもクラブフェースを返す動きが小さくなることです。通常のショットでは、インパクト後すぐにフェースを返し始めますが、ライン出しショットではインパクト後もしばらくフェースを目標に向けておき、その後でフェースを返します。
振り幅を小さくする場合によく見られるミスは、バックスイングの大きさだけを小さくすることです。あくまでもスイング全体が小さくなるわけですから、フィニッシュもフルショットより小さくなることをしっかり心がけましょう。
スイングが小さくなった分、飛距離も落ちます。したがって、私の場合ですが、8番アイアンのフルショットが140ヤードなので、130ヤードと140ヤードの間の距離を打つときは、8番アイアンのライン出しショットを行います。
インパクト後、しばらくフェース面を目標に向けたままにしておきましょう 【Regina】
通常のショットはインパクト後すぐにフェースを返し始めます 【Regina】
フルショットよりもトップの位置が低くなります 【Regina】
フィニッシュの位置もフルショットより小さくなります 【Regina】
【POINT】スイングが小さくなっても体をしっかり回すことをお忘れなく!
当然、スイング中は体重移動も行います。バックスイングでは右足に体重が多く乗り、フィニッシュで左足に体重をしっかり乗せていきましょう。
ただ、スイングがコンパクトになる分、フルショットよりも体の動き自体は小さくなります。極端な体重移動を行うのではなく、体の軸が左右に傾かない程度に抑えましょう。アドレスした位置で体を回すようなイメージで構いません。
ライン出しショットでもしっかりと体を回すことが大切です 【Regina】
体を回さずに腕だけでクラブを振るのはNG 【Regina】
◆教えてくれたのは…井上莉花プロ
撮影/村上悦子 取材・文/山西英希 取材協力/Aoyama park9ine(Loung9ine)
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ