どうしても100を切りたい!そんな時に心掛けるべき3つのポイント!

Gridge(グリッジ)

【(c)イラストAC】

皆さんはラウンドの前にその日のテーマ等を決めておられますでしょうか?

「今日はスコア重視にするぞ!」や「今日はマン振りに徹するぞ!」のようなざっくりとしたものであったり、ホール毎の戦略のように細かく設定されたりというようなものは何となくでも持たれているものと思われます。

先日友人とラウンドする前に、「今日は絶対100を切りたいんだけど、どうしたら良いの?」と聞かれたことがありました。

今回は、最も多く上がるテーマの1つである「100切り」について、その時に私が伝えた3つのポイントを載せたいと思います。

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100を切る時に最も大事なことは?

100切りを目標にした時には、よくある「大叩きホール」をなくすことが重要となります。

大叩きすると気持ちが萎えてズルズル引っ張り、結局今日も100切れず……なんてことになっちゃいますよね。

そんな大叩きをする原因は、

1.OB・池ポチャ等によるペナルティ
2.バンカーから出せない
3.グリーン周りを行ったり来たり(寄らない)

というのがほとんどでしょう。

どんなスコアを出すにしてもこの3つは付いて回るものですが、特に100切りにおいてはこの3つを避ければ余裕で達成できると私は考えております。

では、次からは実際にどうすれば良いのかについてです。

ハーフスイングに徹しよう!

1のOB・池ポチャを完全に避けるには、「球を曲げない」「ダフらない」「トップしない」という、ゴルファーとして究極の目標が出てきてしまいます。これができたらシングルです。

しかし、私が言いたいのはそこまで極端なことではなく、とにかくきちんとクラブとボールをコンタクトさせることです。

そのためには「ハーフスイングに徹する」ことで、これがミスショットを最低限にしてくれます。

「今日こそ絶対100切り!」と決めた日は、マン振りによる一発の飛びは置いておいて、ハーフショットで正確なショットに徹してみてください。

「振ってる気がしないな」と思われる方が多いと思いますが、動画を撮ってみると意外と大きく振ってるものです。

しかもミート率が上がるので結構飛びます。

バンカーは特別な場所じゃない!

2のバンカーからの脱出についてです。

バンカーを避けられれば良いのですが、ラウンドすると少なくとも1回は入っちゃうものです。そんな時に1発で出せれば100切りはぐっと近づきます。

よくバンカーから出す方法として「ボールの数センチ手前を打って砂と一緒に出す」なんてことがよく言われてます。

しかし多くの方がバンカーはぶっつけ本番でしょうから、練習もしていない特別な打ち方をいきなりやって上手くいく訳がありません。

上手くいってもそれは奇跡です。

普段と同じ打ち方でバンカーから出す、即ちアプローチと同じように打つことです。

バンカーだからといって特別な存在とせず、いつもと同じように打てば良いのです。

アプローチのように打てれば球は上がってくれるのでまったく問題なく出ます。

砂と一緒に出す方法は後で覚えれば良いのです。

1つだけ注意があり、少しフェースを開いて前述のハーフスイングで打ってみてください。

変に力を加減するとスイングの軌道が安定せずミスになります。

もしアゴがかなり高いバンカーに入ってしまった時は、無理せず新ルールを活用しましょう。

振り幅と距離を覚えよう!

3のグリーン周りを行ったり来たりしないようにする方法です。

前述のバンカーからの脱出方法と通じるものがありますが、アプローチで1番ダメなのがトップです。

トップするとボールがどこに行くか分からず、最悪グリーン周りでOBになることがあります。

バンカーであればトップしてると一生出ません。なのでダフるぐらいの気持ちでOKです。

また距離感ですが、自分の中で基準を作ることをお勧めします。

例えば、フェースを踝(くるぶし)くらいの高さまで上げたら10ヤード、膝の高さまであげたら30ヤード、のような具合です。

またアプローチでもしっかり目に振るようにしてください。

力を抜くことはお勧めしません。力を抜いた状態でダフると全然ボールは飛びません。

適度な力感(30回振っても疲れないくらいかな?)と振り幅の関係性をつかめればかなり楽になるはずです。

終わりに

書いている内に自分への戒めのような気持ちになってきましたが、少し考え方を変えるだけで100切りは達成できますし、それ以上のスコアも出るかも!?

もう1つ考え方で言えば、「ボギーで上がるにはどうしたら良いか?」を常に考えることです。

パーは要りません。18ホールをオールボギーでも90ですから100切りには9打余裕があります。

グリーン上を2パットで上がる前提とすると、パー3なら2打、パー4なら3打、パー5なら4打でグリーンに乗せられれば、それはパーオンと同じであると考えれば良いのです(それがボギーオンです)。

400ヤードのパー4を3打で乗せるには、7・8番アイアンのハーフショット(1打=約135ヤードの場合)を3回きちんと打てれば乗ります。

400ヤードのパー4はフロントティーであれば長めの設定ですから、もっと短いホールであれば……という具合に、考え方1つでゴルフが楽になります。

お友達と回る時にティーショットでアイアンばかり持つのはさすがに無理かもしれませんが、常にハーフスイングをしていればOKです。

ちょっとした工夫で皆さんも楽に100切りを達成してください。

とある漫画の世界では、ハーフスイングで日本女子アマで優勝してました(笑)。
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『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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