「チャックリ」と「トップ」を防ぐアプローチの打ち方(佐伯三貴「最強の女子プロ流 私の技術すべて見せます」)

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今回のテーマは“アプローチ”。 中でも多くのアマチュアが犯しがちなミス、チャックリとトップを防ぐ打ち方をレッスン。松山英樹も実践しているという練習法も紹介する。

佐伯三貴(さいき・みき)。1984年9月22日生まれ。広島県東広島市出身。東北福祉大学出身。国内ツアー7勝、13年の全英女子オープンでは7位タイ。現在は若手女子プロの指導やゴルフ中継の解説などで活躍中。

アプローチの基本的な打ち方

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今回は58度を使ったシンプルなアプローチのレッスンをします。少し芝の薄いライでピンまでおよそ15〜20ヤードくらいです。ここで皆さん何が嫌かというと、たぶんチャックリとトップです。それが出にくいアドレスからご説明していきたいと思います。

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右足より外において上から下ろしてチャックリや、左足において下から入り、刃が当たってトップしたりします。

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基本的な球の位置は右ツマ先の位置です。左手とシャフトは真っすぐのイメージです。ナチュラルに胸を張って、ただ単にこのまま真っすぐ上げて、パターのように打ってほしいです。

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その時に気をつけるのは、しっかり頭を残すことです。というのがちょっと高い球でのノーマルのミスがあまりない打ち方です。

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少しスタンスを広くとって、ボールを真ん中に置いて打てるといいんですが、下を潜って距離が出なかったりします。ある程度スタンスを狭くして、インサイドに上げてしまう人が結構いるんですけど、アプローチでは最初の20cmは真っすぐ上げてほしいです。

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パターのように真っすぐ真っすぐ頭を残しておく。ランは少ないけどしっかりキャリーは出て、ダフリ、トップが少ないアプローチの方法です。1番ケガはないかなというふうに思います。

コロがしのアプローチの打ち方

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球の位置は一緒です。右足の前です。コロがしはクラブを被せます。イメージ的にはクラブのトゥ側から入れていくとコロがるんです。

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イメージ的に1番最初に芝生に到着するのがトゥです。芝生に1番最初に触れるイメージです。振り幅も締まりたいので小さめです。しっかり落とすところを意識して打ちます。

フェースを真っすぐにする

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自分に対して、真っすぐフェースを向けることです。そのために右手をワキの下に入れて、このワキがしっかり締まってくれば大丈夫です。多くの人はワキが空いてしまいます。

アプローチの練習法

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オフの練習とかは、片手アプローチで感覚やアライメントから直すのが多いですね。マキロイや松山君も、だぶん片手で打ってますよ。両手でやると、力が強いのでいろんなことができてしまいます。片手になると、余計なことができないです。

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よく右手が悪さする人や左手が悪さする人、どっちかあると思うんですよ。その誤差を減らしていく意味も含めて、小さな動きで左右同じように振れるようにします。そうしたら、両手で合体させた時にも悪さしないです。

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片手アプローチはただ単にうまくなるためにやっているのではなく、スイング全体のバランスだったり、上げ方だったり力感だったりというのも含まれているので、練習場で5球ずつとかやってみて、ポンと上がるのではなく、中弾道で重ための球が出ればOKです。

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