今までにない驚きを感じる1本!キャロウェイ「グレート ビッグバーサ アイアン」

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クラブフィッターの小倉勇人さんに、キャロウェイ最新作「グレート ビッグバーサ アイアン」の特徴や印象について解説していただきました。

グレート ビッグバーサ アイアンの特徴

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グレートビッグバーサシリーズは、ドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティ・アイアンとフルラインナップで発売されましたが、スペックを見て一番驚いたのがこのアイアンです。

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理由はボディをチタンで作ってきたからです。チタンはステンレスや軟鉄と比べて硬度が高いので、薄く量を少なくしても強度を保てるのです。

チタンでボディを作ることで余剰重量を生み、重心設計がしやすくなるため、チタンを使用したのだと思います。

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その効果がすごくて、バックフェイス下部に約145gのタングステンウェイトを搭載しているのです。145gはクラブの半分くらいの重量ですから、すごいですね。

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また、ブレードの部分が厚くて、角がカチッと出ています。カチッと出すにはステンレス素材などはやわらかいので、角を丸くして当たり傷が減るように作られていますが、このアイアンはかなり鋭角に面取りされています。ここまで角を出せるのはチタンだからでしょう。ブレードが厚めなのに、シャープな部分があってかっこいいです。

ロフトは7番で30°です。通常は7番で25°、26°、27°の立ったストロングロフトは多いのですが、このアイアンはあえて30°に設計されています。理由としては、高さもしっかり出しつつやさしさを考えているところなのかなと思います。

グレート ビッグバーサ アイアン:試打した印象

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実際に打ってみるとロフト30°の飛びではないです。思ったより飛びます。さすがに25°とか長めのものと比べると、そこまで飛ぶ感じではないですが、自然と球が上がって着弾点がいつもより前という感じです。

チタンフェースのアイアンは、割とカチンというような感じがあると思うかもしれませんが、このアイアンはソフトステンレスくらいの静かな打感です。大きな振動があるわけでもなく、硬さを感じるわけでもないです。きっちり芯で打ったときはピシッという良いフィーリングを味わえます。チタンと言われなければ分からないです。

グレート ビッグバーサ アイアン:おすすめユーザー

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今までにない驚きが入っていたアイアンです。チタンボディということもあってそこそこのお値段ですが、いろいろなスペック表を見て打ちたくなるアイアンNo.1だと思います。

今までいろんなアイアンを打ってきましたが、こういう方向のアイアンは初めてです。ギア好きな人には興味があると思うし、打ったらびっくりすると思います。基本性能はやさしいので、やさしさを求めつつ所有感を考えると絶対にアリです。

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キャロウェイのアイアンをチェック

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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