読売巨人軍とファナティクス・ジャパンはこのたび長期のパートナーシップ契約を締結しましたので、お知らせいたします。2023年から、ファナティクスが球団公式通販サイト「ジャイアンツオンラインストア」や東京ドームの直営グッズショップ「G-STORE」などを一手に運営するのに加え、マスターライセンシーとして、読売ジャイアンツのユニホームや選手のパフォーマンスアイテム、ナイキブランドのアパレルなどを企画・製造し、オンラインストアと実店舗で販売いたします。優勝記念グッズや記録記念グッズなど、チームと選手の特別な瞬間を称えるメモリアルなアイテムも企画・製造し、より幅広いファンの皆様に提供いたします。

　オフィシャルパートナーのナイキを含めた3社間の包括的なグローバルパートナーシップは、MLB（メジャーリーグ・ベースボール）などで成功を収めているビジネスモデルと同様で、スポーツクラブ単体としては読売巨人軍が世界で初めて採用します。
　
　ファナティクスは、MLB、NFL（米ナショナル・フットボールリーグ）、NBA（米プロバスケットボール協会）、チェルシー、パリ・サンジェルマンなど、900以上の世界有数のスポーツ組織、クラブ、リーグと提携しています。

　Fanatics Inc.の副会長兼取締役であり、Fanatics Commerceのダグ・マックCEOは、「読売巨人軍は、日本プロ野球界で最も成功したチームであり、アジア全域で最も支持されているチームの一つです。この伝統的な球団があらゆるスポーツクラブで初めて、私たちが信じるスポーツライセンスマーチャンダイズの未来モデルを採用することは光栄です。巨人軍のような名門クラブがファナティクスに信頼を寄せてくれたことは、私たちがナイキと築いたこの新しいモデルの成功と、常にファンを第一に考えるという私たちの姿勢の証明です」と述べています。

　ファナティクスの川名正憲・東アジアマネジングディレクターは、「約5年前にアジア展開を開始して以来、製造から販売まで一気通貫した弊社のビジネスモデルが日本のスポーツファンの皆さまのためになると信じて取り組んで参りました。その中で読売巨人軍のパートナーとなるというのは個人的にも大きな目標であったため、今回の提携を発表できることを大変嬉しく思います。北米でナイキと築いたこの革新的なパートナーシップはアジアのスポーツ界にとって画期的なものであり、全世界のジャイアンツファンの皆さまの満足度向上に繋がるものと確信しています」と話しています。

　読売巨人軍の今村司代表取締役社長は、「世界最高峰のスポーツマーチャンダイジングビジネスを誇るファナティクスとのパートナーシップは、大変光栄であり、とても喜ばしく思います。最先端テクノロジーを駆使したメーカー、ロジスティクス、eコマース、リテーラーなどの革新的なビジネスモデルにより、ファンの皆さまの喜ぶ顔が目に浮かびます。ファナティクスの『すべてはファンのために存在する』というファン至上主義と、球団創設89年を迎える巨人軍の歴史と伝統を結集させ、世界屈指のファン体験を提供できると確信しています。スポーツクラブ単体としては世界初となる巨人軍、ナイキ、そしてファナティクスによる革新的なパートナーシップに、是非ご期待ください」と述べています。

　オンラインストアは2023年1月下旬、東京ドームの実店舗は2023年シーズンの開幕を目途にリニューアルオープンする予定です。