スライサーを助けてくれる1本!本間ゴルフ「TW757 TYPE-D PLUS ドライバー」

スポナビGolf

【スポナビGolf】

今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに、2022年10月に新しく追加された本間ゴルフ「TW757 TYPE-D PLUSドライバー」を試打していただきその特徴を語っていただきました。

TW757 ドライバーシリーズについて

【スポナビGolf】

TW757シリーズには、TYPE-SモデルとTYPE-Dというモデルがあります。

【スポナビGolf】

TYPE-Sは操作性を持たせてコントロールできるタイプ。

【スポナビGolf】

TYPE-Dは少しつかまりを持たせて直進性が高いモデル。

【スポナビGolf】

そのTW757 ドライバーシリーズにTYPE-D PLUSモデルが追加されました。

TYPE-D PLUSは、今までのTYPE-Dよりもさらにつかまりを強くして、スライスに困っている、右へのミスが多い人に向けたドライバーと捉えていただければいいと思います。

TW757 TYPE-D PLUSの特徴

もともとTW757のドライバーは、ミスに強く直進性が高いという評価がありました。

ただ、直進性の高いTW757にTYPE-D PLUSが追加されたのは、もう少しつかまって欲しいというユーザーの声があったのだと思います。

【スポナビGolf】

技術的なものはカーボンスロットというソールスリットを、カーボンで強度を確保して反発力をアップした技術が搭載されています。

【スポナビGolf】

今までのTYPE-D・TYPE-Sには、バーチカルスリッドフェースというフェース裏の溝のパターンを採用してましたが、TYPE-D PLUSはラジアルフェースという、反発領域をフェース全面に拡大させた偏肉構造に進化しています。よりミスに強い進化の仕方のようです。

TYPE-SとTYPE-Dと差別化して、少しミスに強くつかまりをよくしているところが、TYPE-D PLUSの一番の特徴だと思います。

【スポナビGolf】

本間ゴルフ特有のカチャカチャ(NON-ROTATING SYSTEM)が搭載されています。他社のカチャカチャとは動き方が違っていて、無段階にグリグリ動くんです。シャフトを脱着・回転することなくライ角やロフト角、フェースアングルの無段階調整が可能で、見え方やつかまりを微妙に調整できます。

【スポナビGolf】

TYPE-DやTYPE-Sはウェイトの入れ替えが可能でしたが、TYPE-D PLUSはつかまえを強くするために、ウェイト位置がTYPE-Dよりもドローバイアス設計で1つ固定されています。

【スポナビGolf】

ウェイト位置も工夫があり、ギリギリの下まで張り出ていてキールデザインという名前が付いています。とにかく深く低くつけることでより、低重心で低スピンで余計なスピンを入れない細かい設計になっています。

TW757 TYPE-D PLUS:試打の印象

【スポナビGolf】

実際に打ってみるとTYPE-Dより強くつかまると思いました。極端に左に真っ直ぐにしか行かないという感じではなくて、ちょっとスライスかなという感じのものが逃げないという印象です。

【スポナビGolf】

しっかり叩きに行くと少し強めのドローになるか、初めから左に出る要素は少しあるんですけど、強いフックになるようなクラブではないので、この辺はさすが本間ゴルフだなと思います。

TW757 TYPE-D PLUS:おすすめユーザー

ヘッドスピードがある程度ある人に向けた、スライサー向けのクラブと言っていいと思います。

上達しても、余程フックで悩むゴルファーにならない限り十分長く使えると思います。最初から気持ちよくドライバーを飛ばしたいと考える人は、初心者のうちから使ってもいいクラブだと思います。長く使えるクラブで、スライサーを助けてくれるクラブでもあるので、右へのミスに悩んでいるのであれば、一回打ってみてほしいです。

【スポナビGolf】

本間ゴルフのドライバーをチェック!

【スポナビGolf】

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント