今まで打ったことがない球が安定して打てる!タイトリスト「TSR2+ フェアウェイメタル」

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2022年9月、タイトリスト「TSR」シリーズが登場しました。今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに「TSR2+ フェアウェイメタル」を試打していただき、その特徴を語っていただきました。

タイトリスト フェアウェイメタルシリーズ

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タイトリストはフェアウェイウッドをフェアウェイメタルと表現しています。TSRシリーズでは、ラインナップとしてTSR2とTSR3があります。

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TSR3 フェアウェイメタルは、操作性を考えた、より叩いていけるタイプのモデルです。

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TSR2 フェアウェイメタルの方は、ミスに強く直進性を高めたモデルです。2モデルともタイトリストの「ベタープレイヤー」という、ミート率が高い人に向けたシリーズになっています。

そして、TSR2には、+(プラス)と名の付くものがあります。

TSR2+ フェアウェイメタルの特徴

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TSR2+は13°の1本だけです。13°と聞くと通常の3番ウッド、いわゆるスプーンですね。スプーンは通常15°や14.5°くらいの設定なので、通常よりロフトが立っているモデルです。

TSR3のラインには13.5°のモデルもあります。普通のモデルでそれぞれTSR2とTSR3の特性でロフトを立てたものであれば、TSR2の13.5°とか13°でいいはずなんですが、わざわざ名前に+(プラス)の付いたモデルを出してきました。

どういう人がどういったシチュエーションで使うのかというと、1つ考えられるのがティーショットです。ドライバーで1つのミスも許されない、非常に狭いエリアを狙っていかなければいけないときに、上がり過ぎず方向性が出しやすいTSR2+は武器になると思います。そういう用途をメインに作られているといっても過言ではない、非常に使いどころが限られたフェアウェイメタルです。

TSR2+ フェアウェイメタル:試打した印象

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ティーショットは非常に扱いやすいと思いました。長さがドライバーより少し短めの点と小ぶりなヘッドによってスムーズに振り抜ける点です。

つかまり性能はほぼニュートラルでロフト通りになっているので、狙ったところに打ち出しやすいと感じました。

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ただ、これはフェアウェイウッドですから、芝(マット)から打つとロフトなりに非常に前に飛ぶので、あまり上がらないです。

狙うクラブというよりは、一定の方向に正確に打ち出してランである程度転がす、という方向性を絞っていくには使いやすいと思います。

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ロフトが立っているメリットは、芝や低いティーであおる要素を消すことで左のミスをしにくくなるという点。左を消せる。プロがよく直ドラ(芝からドライバーを使う)をすると思うんですが、その理由は距離が欲しいからということだけでなく、ロフトの立ったクラブで打つことで左方向のミスを減らしたいという意図もあるんです。

狭いコースやドライバーを飛ばしていけないコースで、確実に一定のエリアに置きにいくティーショットにはとても有効だと思います。

TSR2+ フェアウェイメタル:おすすめユーザー

万人受けではないですけど、結果を出さなくてはならない人には選択肢の1つになると思います。個性はありますけど興味のある人はぜひ打ってみてください。今まで打ったことのない球が安定して打てるクラブになっています。

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タイトリストのフェアウェイメタルをチェック!

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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