8月27日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第23回戦は、6対0でオリックスが勝利した。

　オリックスは初回、1死から西野真弘選手が二塁打でチャンスメイクすると、続く宗佑磨選手の4号2ランで2点を先制。5回裏には連打で1死1、3塁とすると、野選と吉田正尚選手の2点適時二塁打で3点を追加する。

　先発の宮城大弥投手は、初回から2イニングを3者凡退に抑える完璧な立ち上がりを披露。3回表には連打で1死1、2塁のピンチを迎えるも、後続を断ち得点を与えない。6回表には、先頭の呉念庭選手に二塁打を浴び、得点圏に走者を背負ったが、ここも得点を与えない。

　打線は6回裏に先頭の小田裕也選手が二塁打を放つと、2死から福田周平選手の適時三塁打で1点を追加。宮城投手は終盤も安定した投球で9回まで相手打線を無得点に抑え、試合終了。

　勝利したオリックスは、先発の宮城投手が9回4安打無四死球3奪三振無失点で、プロ初完封勝利となる、今季9勝目をマーク。打線では福田選手、西野選手がマルチ安打、宗選手が3打点、吉田正選手が2打点を挙げた。

　一方敗れた埼玉西武は、先発の與座海人投手が6回10安打無四死球3奪三振6失点で今季5敗目。打線も相手投手陣の前に4安打無得点に終わり、攻守に精彩を欠いた。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ０００００００００ ０
オ ２０００３１００Ｘ ６

西 ●與座海人-宮川哲-ボー・タカハシ
オ ○宮城大弥

文・成田理亮