浜名湖SGボートレースメモリアル5日目 準優勝戦の見どころを探る
【(C)BOATRACE 菊地孝平】
【(C)BOATRACE】
「今シリーズはノーハンマーです。ターン回りがよく上位だと思います」と語っている。
「出ている」となかなか言わない中島孝平の常を考えると、差し切る舟足は十分にあるとみていいだろう。
展開が大きく動くとしたら、行き足のいい山口剛(4号艇)が起点。4コースから迷いなき攻めを繰り出してくる可能性が極めて高い。
「さらに伸びを求めたい」と自力攻勢をかける意気込みだ。
【(C)BOATRACE】
全員でSGV34である。
主戦は「出足がいい」と語る平本真之(1号艇)だが、2コースが得意な白井英治(2号艇)の存在がある。
「4日目は調整で失敗した。3日目までのバランスが取れた舟足に戻したい」と方向性は明確だ。
あとは今年の賞金ランキング1位の原田幸哉(5号艇)と同3位の池田浩二(4号艇)がどう折り合うかだろう。攻め一本でなく、テクニック駆使の展開になりそうだからだ。
【(C)BOATRACE】
「全部の舟足がよく納得しています。スタート勘もだいぶつかめてきました」と自信に満ちている。「確信がある」そうだ。
浜名湖のお盆レースの準優勝戦でフライングを切り心配されたが、今大会の平均タイミングはコンマ11。
01と際どかったきのうのスリットについても「ギリギリだなと思いましたが、気合でいきました。無理する価値があると思った…」とインタビューで答えた。
「そんなに甘い世界ではない。勝って兜(かぶと)の緒を締めて」臨む残り2日間だ。
むろん他の5人も個性あふれるレーサー。黙っていないだろう。
機力上昇中のアスリート丸野一樹(2号艇)
奇数コースが得意な上野真之介(3号艇)
鋭い差し技光る四国の片岡雅裕(4号艇)
SGを含め浜名湖V9の守田俊介(5号艇)
ハイスペックターンを誇る馬場貴也(6号艇)
相手を絞るのは難しい。いや、大波乱があるかもしれぬ。
【(C)BOATRACE】
真中満さんとホリの2人が「内山くんVS」に出演するコンテンツは14時からの配信。注目したい。
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