この機能だけでも買い!人気アマが「ガーミン アプローチ R10」のゴルフシミュレーター機能を解説

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以前、アプローチ R10を使った練習などを紹介しましたが、実はまだまだ面白い機能があるんです。
それが「ゴルフシミュレーター」。なんと、世界42,000以上のコースでバーチャルラウンドができる機能が搭載されているんです。

海外4大メジャーのあのコースや、日本ツアーのあの有名コース、世界各国のゴルフ場が収録されています。また、最大4人のプレーヤーと一緒にプレーすることも可能です。

アプローチ R10愛用者のオレンジマンさんが、ゴルフシミュレーター機能について解説します。

アプローチ R10 のゴルフシミュレーター機能とは

「ガーミン アプローチ R10」のゴルフシミュレーター機能は、全世界42,000以上のバーチャルコースをラウンドできる機能です。日本の主要コースだけでなく、海外4大メジャーで使用されるコースなどをバーチャルラウンドできます。最大4人のプレーヤーと一緒にプレーすることもできます。

ただし、アプローチ R10さえ持っていたら誰もが使えるわけではありません。Garmin Golf アプリのプレミアムコンテンツのサブスクリプション(月額1,180円、年間11,800円(いずれも税込))に加入する必要があります(初回30日間は無料お試し期間あり)。

練習場で実際の球を打ち、実際の弾道を見ながら実在するコースでシミュレーションができるので正直、めちゃくちゃ楽しいです。

では、実際に僕がどうやって使っているか、解説します。

ラウンド前の準備

まずは練習場モードと同様にスマホのアプリと連動させます。

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モード選択で『HOME TEE HERO』を選択し、今すぐプレイを押すと、ラウンドしたいゴルフ場を検索することができます。この際の注意点として、日本のゴルフ場は日本語で入力し検索ができますが、海外のゴルフ場だとアルファベットで入力する必要があります。

例)
・× オーガスタ
・○ Augusta National Golf Club

このように正式名称で入力する必要があるので、あらかじめインターネットで検索し、コピーしておくと便利です。

また、このアプリ自体はアプローチ R10と連動していなくてもコースの検索やダウンロードは可能なので、自宅でダウンロードしておけばスムーズにプレイできます。

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ラウンドするコースが決まったら、参加する人数を決め、ティーグランドを決めます。ゴルフ場によって異なりますが、数種類のティーグランドがあり、もちろんレディースティーもあります。

次に風を決め、チップショットのオン、オフを決めます。これはアプローチの意味で、アプローチも最後まで打つのか、近づいたら次のホールまで行くかを選択できます。

これで準備は完了です。

実際にラウンドしてみよう!

それでは実際にラウンドしてみましょう!

今回は先日行われた、海外メジャー最終戦の全英オープンの舞台『セントアンドリュース オールドコース』(※検索は『St Andrews Links』)です。

まずは1番ホール。

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上空から見てもしっかりと再現されていますね。まずはドライバーで打ってみます!

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フェアウェイセンターを捉えました。

ここでも一つ注意点があります。

このアプローチ R10にはレンジボール補正がありません。多くの練習場で使われるレンジボールは、長いクラブになればなるほど飛びません。この場合もそうでドライバーの飛距離は243yでした。体感的には約1〜1.5割減といった印象です。それをはじめから理解していれば、セカンド以降の番手選びも迷わず1クラブ上げるようにしています。

それではセカンドショットです。

残りが124y。通常、52°のウェッジを使用しますが、レンジボールなので今回はPWで打ちました。

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見事にグリーンを捉えて、ピンを中心とした大きい方の円に入りました。

ここでまたも注意点。このシミュレーションではパター機能がありません。なのでこの円内にボールを止めることでパット数が決まります。この場合はピンに近い小さい円ではなく、大きい円の中に入っているので、パット数としては2パット扱いです。よって1番ホールは2オン2パットのパーという結果に。

ここまでが1ホールの流れです。

この繰り返しになるわけですが、案外簡単かも?と思った人も多いのではないでしょうか。

ではホールを進めて見てみましょう。

次は4番ホール。パー4の割に474yとなかなか距離があります。まずはドライバーを打ちましたが、少し引っ掛けて左のラフへ行きました。

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画像を見てわかるようにラフに入れてしまうとパワーが、マイナス10%してしまいます。ということは、残り234yを打っても届かないということ。通常なら5Wの距離なのでそのまま5Wで打ってみました。

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やはりパワーマイナス10%が影響して、206yしか飛びませんでした。

そしてアプローチも寄せきれず大きい方の円に入っただけなので、2パット扱いのボギーに……

このように実際のゴルフでの難しい部分を、パワーをマイナスさせることで難易度が調整されていますね。
このままOUT 9ホールをプレイしました。

その結果は……

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なんとかイーブンをキープ! 

最後の方は少し緊張しました(笑)

次のラウンドの予行練習にも

このように日々世界中のコースをバーチャルラウンドするのも楽しいですが、休日に初めて行くゴルフ場でも事前に予行練習としてラウンドしておくのもありです。

シミュレーションでラウンドをしてみて、よく使うクラブを事前に把握しておけば、より実践的で練習の内容も変わってくると思います。

気軽なショートコースがおすすめ

コースの中には、ショートコースも収録されています。

毎回ティーショットはアイアンの距離なので、アイアンを集中的に練習したい場合はオススメです。また、ショートコースは9ホールのところが多いので気軽にプレイできるのもおすすめ。

ちなみに僕のおすすめショートコースを紹介します。

●Augusta National Golf Club Par 3 Course
全体的に短いショートコースで、ショートアイアンメインの練習になります。

●葉山パブリックゴルフコース
ショートコースですが、なかにはドライバーを使えるホールがあり全体的な練習になります。

●軽井沢プリンスホテルゴルフコース
ショートコースの中ではかなり長い方で、ドライバーが使えるホールが4〜5ホールあり、パー5も存在します。全体に短いゴルフ場のイメージ。

毎週開催のWeekly Tournament

また、アプリにはWeekly Tournament があり、アメリカPGAの開催週に同じ開催コースで行われます。一つのトーナメントに世界のアプローチ R10所有者が参加して競うトーナメントです。

優勝しても何かもらえるわけではないですが、リアルタイムで世界のゴルファーと競う楽しみがあります。

やっぱりアプローチ R10は買い!

弾道計測器として計測できる項目の多さと、手が届く価格設定で世界的に品薄状態のアプローチ R10ですが、今回ご紹介した通りゴルフシミュレーター機能の充実度も相当なものです。

個人的にはこの機能だけで、この値段でも納得できるほどです。

ここまでいろいろと細かく説明してきましたが、なによりも使っていてめちゃくちゃ楽しいです。まずは一度手にとってプレイしてみてください。きっとハマりますよ。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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