首位浮上を狙う鹿島はアウェイでC大阪と激突。前節初勝利の湘南は、札幌相手に2連勝なるか【プレビュー:明治安田J1 第10節】

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明治安田生命J1リーグは、28、29日に第10節の7試合が開催される。ACL出場4チームの試合はすでに3月2日に行われており、川崎Fは2-1で浦和に逆転勝利を収め、横浜FMは西村 拓真の2ゴールで2-0と神戸を下している。

首位の川崎Fに勝点1差の2位につける鹿島は、アウェイでC大阪と対戦。前節は名古屋と引き分け、2試合勝利なし。ともに無得点と勢いが失われている。それでも先週末のルヴァンカップでは大分に3-0と快勝。鮮やかな一撃を叩き込んだ樋口 雄太に期待がかかる。対するC大阪は前節福岡と引き分けたものの、ここ2試合は無失点と守備の安定が光る。マテイ ヨニッチを軸とした守備陣のパフォーマンスが今節もカギを握りそうだ。

4位の柏はホームに鳥栖を迎える。前節は京都に敗れ、2連敗となった。2試合ゴールのない攻撃陣が意地を見せたいところだ。一方の鳥栖も前節は清水と引き分け、2試合勝利なし。こちらも得点力に課題を抱えるなか、先週末のルヴァンカップで結果を出した岩崎 悠人に注目が集まる。

京都はホームで福岡と対戦。前節は柏を下し、2連勝を達成。4試合負けなしと好調を維持している。4試合で9得点と攻撃に勢いが生まれており、3戦連発中のピーター ウタカが今節も重要な役割を担うだろう。福岡は前節、C大阪と引き分け、4試合勝利なしとなった。この間ひとつもゴールを奪えておらず、攻撃陣の奮起が求められる。

新国立競技場でのJ1リーグ開催は初の試みとなる

FC東京はホームにG大阪を迎える。直近の試合では名古屋と引き分け、3試合連続のスコアレスドローとなった。強度の高い守備は機能するだけに、いかに得点を奪えるか。エースのディエゴ オリヴェイラの爆発が待たれるところだ。G大阪は前節湘南に敗れ、3試合勝利なしとなった。得点力不足を露呈する一方で、ここまで無失点がわずか1試合と守備の安定性も不足する。この苦境をいかに乗り越えていくのか。片野坂 知宏監督の手腕に注目が集まる。

清水は前節鳥栖と引き分け、7試合勝利から遠ざかる。今節はホームで広島と対戦。今季のルヴァンカップでは勝利を収めた相手だけに、良いイメージをもって試合に臨めるはず。戦列復帰したチアゴ サンタナが悪い流れを断ち切る役割を担えるか。対する広島は前節磐田と引き分け、連勝が3でストップ。それでもハイプレスを軸とした戦いが機能しており、良い内容の試合を続けている。先週末のルヴァンカップで2ゴールと活躍したジュニオール サントスが、そろそろリーグ戦でも結果を出したいところだ。

意地と誇りを懸けた東海ダービーが木曜日のナイトゲームに開催される

磐田vs名古屋は、他試合に先駆けて、28日のナイトゲームで開催される。磐田は6試合勝利から遠ざかるも、前節は終了間際に追いついて広島と引き分けた。調子を上げてきたファビアン ゴンザレスが、今節も輝きを放てるか。対する名古屋はここ3試合ゴールを奪えておらず、苦しい戦いが続く。ここまでわずか7得点の攻撃面にテコ入れを図りたい。

札幌はホームで湘南と対戦。前節はFC東京とスコアレスドローに終わった。それでもここ2試合は無失点と、戦いに安定感が生まれている。売り出し中の中島 大嘉に今節も期待がかかる。湘南は前節G大阪を下し、待望の今季初勝利を手にした。値千金の決勝弾を決めた山本 脩斗が再び大仕事をやってのけるか。


■各試合の見どころをチェック
磐田vs名古屋
札幌vs湘南
清水vs広島
京都vs福岡
柏vs鳥栖
C大阪vs鹿島
FC東京vsG大阪

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