4月20日19時5分

　秋田ノーザンハピネッツと千葉ジェッツによる今季最終戦が行われる。千葉はすでにチャンピオンシップ出場を確定しており、対する秋田は東地区5位に位置しながらワイルドカード2位とCS出場圏内を維持している。

　初のCS出場を目指す秋田は前節、シーホース三河に痛い連敗を喫した。第1戦は第3クォーター終了時点で56ー58と僅差の展開となったが、最終クォーターだけで35得点を奪われ、84ー93で敗戦。第2戦は第3クォーターに31得点を奪われたのが響き、75ー78で接戦を落とす結果となった。

　一方の千葉は4月に入り、新型コロナウイルスの影響で4試合が中止になり、今節が10日ぶりの試合となる。地区優勝マジックは「9」となっているが、シーズン終盤にきて定まらないスケジュールにコンディション調整が気になるところ。逆に過密日程とならなかったことを前向きに捉えたい。

　両チームの対戦はシーズン開幕直後、2021年10月16、17日に千葉のホームで行われ、千葉が2試合とも90点オーバーと持ち前のオフェンス力を発揮して2連勝した。秋田としてはシーズンを通じて高めてきたディフェンスで雪辱を果たしたい。千葉の司令塔・富樫勇樹に止めるためには中山拓哉、長谷川暢らガード陣が集中を切らすことなく40分間激しいプレッシャーをかけ続ける必要がある。

・秋田（HC：前田顕蔵）
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
ジョーダン・グリン
アレックス・デイビス
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
コルトン・アイバーソン
古川孝敏

・千葉（HC：大野篤史）
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
赤穂雷太
大宮宏正
二上耀 ※特別指定
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス