初心者必見!「バンカー」でのマナー・エチケット!

Gridge(グリッジ)

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マナーやエチケットがルール以上に重要なスポーツであるゴルフ。
バンカーにもしっかりマナーがあることはご存知でしょうか?
バンカーへの入り方や砂の均(なら)し方、バンカーレーキの置き方などのマナーを守ることは、気持ちよくプレーする上でも知っておかなければなりません。
ここでは、そんなバンカーにおけるマナーを説明します。

覚えておくべきバンカーでのルール

ボールがバンカーなどのハザード(障害物)内にある場合は、プレーについてフェアウェイやラフ上とは異なるルールが定められています。
ルールには禁止行為と例外規定が定められていて、これを違反した場合はストローク・プレーであれば2打罰 (マッチ・プレーではそのホールの負け)の罰則が科せられます。
覚えておかなければならない細かいルールは規則13-4に規定がありますが、まず基本的なバンカーでのマナー・エチケットを知っておきましょう。

バンカー内への入り方

バンカーへ入るときのマナーは、できるだけ「ヘリが低い場所」、「ボールに近い場所」から入ることです。
階段があるバンカーは珍しいですが、上記2点が当てはまるところから入りましょう。
これは、バンカーの法(のり)面やヘリを壊さないようにするためと、出る時の足跡を少なくし、レーキによる均しの時間を短縮するためです。
また、打った打球が自身の足跡にボールがつかまることも考えて、ボールを打っていく方向からは入らないようにしましょう。
できるだけバンカーの砂を崩さないのがマナーです。

バンカーの砂の均し方

バンカーから抜け出せた後は、自身の足跡やショットの跡を均しておかなければなりません。
バンカーの均す方向は、フェアウェイバンカーならそのホールに平行に均し、グリーンサイドのバンカーなら、ピンに向かって均します。
均し方は、レーキの歯の部分で軽く均したら、裏側の歯のない部分を使ってきれいにします。
力を入れ過ぎると砂が偏ってしまうので、レーキを軽く押し引きするように均します。
ボールがバンカーを脱出したことを確認してからショット跡を均し、入ったところから出るように後ろ向きに下がりながら足跡を消していきます。
万が一、均したところにボールが戻ってしまうと「ライの改善」で2打罰が科せられます。

バンカーレーキの置き方

バンカーレーキの置き方には「外置き」と「内置き」があります。
基本的にバンカーの脇に置くことが多く、日本ゴルフ協会は「外置き」を勧めていますが、コースによってもさまざまです。
内置きの場合は、レーキの頭の部分だけバンカー内に入れておくことが多いようです。
使う前にレーキがどのように置かれているか確認しておくと良いでしょう。
また、バンカーレーキをバンカーの外に置く場合にも、後続のプレーの邪魔にならないところに置きます。
飛球線(ボールの飛んで行く方向)に沿わせ、頭のほうをグリーンに向けるように置くようにしましょう。
ゴルフは、ルールの前にマナー・エチケットが重視される紳士のスポーツです。
バンカーであっても例外はなく、入り方や均し方、バンカーレーキの置き方などのマナーはしっかりと守ってプレーしましょう。
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著者プロフィール

『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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