【サーフィン】五十嵐カノアがCSチャンピオンに

チーム・協会

【© WSL/Bielmann】

現地時間12月5日、オアフ島ノースショアのハレイワで開催されていたCS最終戦『Michelob ULTRA Pure Gold Haleiwa Challenger』のメンズが終了し、怪我が完治したジョン・ジョン・フローレンスが圧倒的なパフォーマンスで優勝。五十嵐カノアは3位でフィニッシュし、CS最終ランキングでトップに輝いた。

チャンピオンシップツアー(CT)の予選リーグに位置付けられるチャレンジャーシリーズ(CS)は、カリフォルニア、ポルトガル、フランス、ハワイの4戦で争われる。CTのなかで唯一全てのCSに出場し、CS首位を獲得した五十嵐カノア。多くのCT選手がオフシーズンを過ごしているなか、次シーズンのルーキーの戦い方をチェックするなど、「試合のためには試合」と全4戦に参加した。

東京オリンピックサーフィン競技で銀メダルを獲得するなど、今シーズン大活躍だった五十嵐カノアの2022年シーズンも期待しよう!

『Haleiwa Challenger』男子結果
1位 ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)
2位 ジャック・ロビンソン(AUS)
3位 五十嵐カノア(JPN)
4位 サミュエル・プーポ(BRA)

優勝したジョンジョン・フローレンス。ノースショアでは9度目の優勝となり、これは故アンディ・アイアンズに並ぶ快挙を達成した。 【WSL/Bielmann】

2022年のCTクオリファイが確定

サミュエル・プーポ 【WSL/Heff】

今シーズンからWSLの新たなフォーマットとしてスタートしたCSの4戦中上位3戦の結果と2020年QS最上位1イベントの合計値で決まるランキングでメンズは上位12名がクオリファイ。
その中にCT選手が入っていた場合は繰り上げられることになり、今回は3名のCT選手がランキング内にいたため、15位までがクオリファイ圏内となった。

以下の3名は返り咲き組み。

エゼキエル・ラウ(HAW)
ナット・ヤング(USA)
コナー・オレアリー(AUS)

以下9名はルーキーとして2022年のCTに参加する。

リアム・オブライエン(AUS)
ジェイク・マーシャル(USA)
カラム・ロブソン(AUS)
サミュエル・プーポ(BRA)
イーマイカラニ・デヴォルト(HAW)
ルッカ・メシナス(PER)
ジョアン・チアンカ(BRA)
ジャクソン・ベーカー(AUS)
カルロス・ムニョス(CRI)

都筑有夢路がファイナルデイに残る

土壇場で勝ち上がった都筑有夢路 【WSL/Heff】

ウィメンズはのRound of 32の全てのヒートが進行してファイナルデイを戦うベスト16が決定した。

このラウンドに残った日本人選手は脇田紗良、野中美波、都筑有夢路の3名。
脇田紗良、野中美波は同ヒートに重なり、共に敗退。

都筑有夢路は最終ヒートで母が日本人のベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)、ココ・ホー(HAW)、キャロライン・マークス(USA)と戦い、後半まで4位に追い込まれていた。
チャンスが訪れたのはラスト3分、ベティルー・サクラが逃した波で2つのターンをメイク。ニード5.98のシチュエーションで6.13を出して逆転に成功。見事2位でQF進出を決めた。

その他、カリッサ・ムーア(HAW)、メイシー・キャラハン(AUS)、ガブリエラ・ブライアン(HAW)、ブリッサ・ヘネシー(CRI)、ヴァヒネ・フィエロ(FRA)、モリー・ピックラム(AUS)、レイキー・ピーターソン(USA)、メイシー・キャラハン(AUS)などが勝ち上がっている。

ネクストコールは現地時間12月6日の早朝7時30分(日本時間の12月7日午前2時30分)で、30分後にスタート予定。

(THE SURF NEWS編集部)
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