13代目ATTASは「KING」驚異的なしなり戻り“3倍返し”を体感せよ!

GEW(月刊ゴルフ用品界)

【GEW - ゴルフ通に刺さる最新ギア情報メディア】

USTマミヤから「ATTAS」シリーズ最新作となるウッド用シャフト『ATTAS KING(アッタスキング)』が11月12日発売された。

ユニークなネーミングが定着したアッタスシリーズその13代目は、トランプの『13』からインスパイアされた「キング」という名称で登場。シャフトに印字された「KING」の「G」に、髭がたくわえられた王様風のキャラクターが印象的だ。

新たに誕生した『ATTASKING』は、どのような挙動のシャフトなのか? 主力モデルとなる50S、60Sを豊富な試打経験を持つギアの賢者、ソクラテス・永井延宏プロに様々な角度から試打検証してもらった。

※リンク先は外部サイトの場合があります

『ATTAS KING』の第一印象は?

永井:今作は「球のつかまり」をコンセプトに掲げるモデルとなっており、アッタスシリーズ史上初めての先調子モデルに位置付けられます。

素材は、手元から中間にかけて初代『ATTAS』以来となる復元力の高い4軸織物を使用。

先調子系に起こりやすいヘッドのブレや頼りなさを補うため、先端に高弾性高強度素材「トレカM40X」を取り入れ、インパクトでの当たり負けを抑制した設計です。球をつかまえやすく、振り抜きやすい特性が飛距離アップに導くとか。

コスメは、ブルーで統一しており、同社の走り系シャフトで人気を博した9代目「ATTAS CoooL」をブラッシュアップしたのが伺えます。早速、打ってみましょう。

ATTAS KING(60S)

【GEW - ゴルフ通に刺さる最新ギア情報メディア】

打ってみると、先端部分の動きを強く感じ、ヘッドが左に抜けていく方向に動いてくれます。

手元側はしっかり感があり、ダウンスイングでムチのように先が走ってくれて、いい意味でシャフトの存在感がなくなる印象。リリース時に先端がよく走ってくれるので、ボールがつかまらなくてスライスに悩むゴルファーへ推奨したい。

ATTAS KING(50S)

60S比で総重量が10g軽くなった分、スイングスピードがアップ。振り抜きやすさも増していますね。『KING』はズバリ、『3倍返し』がキーワードになると思います。

トップからダウンスイングにかけて、荷重負荷の〝3倍〟走ってくれる感触ですね。とにかくシャフトが動いてくれる。また、『KING』は、左へ振り抜く方向へ先端部分が走ってくれるのに、スピン量が上がらずつかまりの良さと飛びが同居しています。

「ドローで飛ばしたい」「球をつかまえたい」「スライスで悩んでいる」方へ推奨

【GEW - ゴルフ通に刺さる最新ギア情報メディア】

2モデルとも先調子ならではのスピード感、しなり戻り量の多さが明らかに出ています。多くのアマチュアゴルファーが、その動きを体感できる、お助け要素を含んだシャフトといえそう。特に「球をつかまえたい」「スライスで悩んでいる」方にはオススメです。

また、さらに飛距離アップを狙う中・上級者の方は、ダウンスイング時の『3倍返し』のしなり戻りを考慮しながら、シャフト重量や硬さを慎重に選ぶ必要があるでしょう。それでも暴れる場合はチップカットで調整してみてください。

とにかく球のつかまり、飛距離性能が非常に良く出ていると感じました。是非、『ATTA SKING』を使って青空のコースの下で使ってみてほしいと思います。

ラインアップは、40g台の硬さR、SR、S、X、50g台のR、SR、S、SX、X、60g台のSR、S、SX、X、70g台のS、Xの全15種類。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

1978年2月創刊のゴルフ産業専門誌「月刊ゴルフ用品界」(GEW)を発行。2000年5月から影響力のあるコアゴルファーを対象にネット情報を発信するウエブサイト「GEW」を立ち上げた。各種業界団体と連携、ゴルフ市場活性化への活動も推進中。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント