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ゴルフが楽になる！やみつきになる1本！オデッセイ「X-ACT CHIPPER（エグザクトチッパー）」

スポナビGolf 2021年11月10日 8:00

【スポナビGolf】

今回は、2021年に発売されたオデッセイ「X-ACT CHIPPER（エグザクトチッパー）」をクラブフィッターの小倉勇人さんが試打。その特徴を解説していただきました。

X-ACT チッパーメンズ

チッパーの魅力

【スポナビGolf】

チッパーは、赤点をとらないためのアプローチの必須クラブで、どちらかというとお助けクラブです。

アプローチが苦手な人が使うクラブと感じると思うんですけど、正直その通りです。その通りですが、もっと使用する人が増えてもいいと思ってます。

ゴルフクラブには14本という本数制限があるので、きっちり使い切ってる人達にとってはスペースがないかもしれませんが、一般のアベレージゴルファーで、14本きっちり使ってる人は意外と少ないと思うんです。

その中で厳しいライからのリカバリーの場面では、ストレスがかかるし技術的に難しいところがあります。そういったグリーン周りのストレスを軽減してくれるのがチッパーです。

どうしても形を気にする人もいらっしゃるかもしれませんが、1回使うとこのストレスフリーな感じが結構病みつきになるんですよ。

オデッセイ X-ACT CHIPPER：最大の特徴

ウェッジはきっちり構えて、入れ方や振り幅のイメージを出さなければならないんですが、チッパーはポンと置いて、パターぽくストロークして振るだけでボールが自然と上がってくれます。

【スポナビGolf】

この形ですよ。もうパターと同じです。パターにロフトがついてるだけなので、ヘッドをボールの横で払うだけで自然とボールが上がってくれるんです。

ウェッジは当たり方によって飛んだり飛ばなかったりするんですが、チッパーは同じ振り幅だとほぼ同じ飛び方をするのですごく安定します。

【スポナビGolf】

この形ですから当てやすいです。下がペタペタのベアグラウンドでも上がってくれます。このストレスの無さはすごくゴルフが楽になります。

ワンポイント

チッパーはランニングアプローチが基本です。逆にどうしてもピンが手前であったり、高い球を要求されるアプローチ砲台などでは使えないですが、それ以外はほぼ使えます。

転がさなければいけないとか、上げなくてはいけない状況では使えないと限定されるイメージがあるかもしれないですが、一般のアベレージゴルファーは寄せることよりミスをしないことが大前提ですので、そう考えると使える状況は増えると思います。

どうしてもピタッと寄せたいと考えると、チッパーでは寄せられないと考えてしまうかもしれませんが、とりあえずグリーンにのせようと考えるとほとんどの状況で使えます。

アプローチが苦手な人は100点を取りにいく人が多いので、80点、70点で良い、赤点とらないようにすればいいと思うなら、俄然このクラブです。