ゴルフ初心者は手打ちスイング、右手を使ったフォームを一番最初は意識しよう!

Gridge(グリッジ)

【photo-ac】

「ゴルフを始めたばかりの時に、右手でボールを打つイメージ? それとも左手でスイングしたほうがいいのかを知りたい。Gridgeの記事やYouTubeを見てゴルフを勉強しているけど……あまり上達感がない……。コツコツ練習をしているけど、練習してる方向性は間違っていないかな? これからもゴルフを頑張りたいけど、上手くいかないので不安です」
そんなお悩みにお答えします。
【今回の記事内容】
・初心者がゴルフスイングを良くしたいなら、まず右手主導でスイングすることが大切です。
・ゴルフスイングを良くしたいゴルフ初心者がやるべきことは3つだけ。
この記事を書いている私は、PGAプロテストに合格して19年、ラウンドレッスン歴は14年ほど。
JGMセベバレステロスGCにてラウンドレッスンを毎月18日ほど行っています。

初心者がゴルフスイングを良くしたいなら右手を使ったスイングをすることが大切です

初心者ゴルファーは右手を使ったスイングを学びましょう。
日本人の多くは右利きの人が多いハズ。
ちなみに日本は右利きの割合が約89%、左利きの割合は約11%とのデータがあります。
日本には昔から左利きを矯正する文化があったり、箸を使う時に並んで座ると隣の人にお箸を持つ手がぶつかるなどの理由で左利きの割合が低いそうです。
つまり右利きの人は右手を使ったスイングをしたほうがやさしくゴルフができるといことなのです。

右手主導でスイングをするとは何なのか?

その答えは“スイング中に右手の動作を意識したり、チェックしながらスイングすること”です。
右手の動作をチェック(簡単です)。
・[バックスイング]→ バックスイング時に右手のひらが少し下を向いているか(フェースの開き)をチェック
・[トップポジション]→ 右手が“そば屋の出前持ち”のような形になっているかチェック
・[ダウンスイング]→ 右手首がフリップ(右手首のリリースが早いスイングエラー※)になっていないかチェック
※リリースが早い……スイング中甲側に折れている右手首が、ダウンスイングの早い段階で手のひら側に折れてしまうこと
ざっくりこんな感じ。
このようにスイング中に右手に対して、意識をするだけ。
私も右手を意識してスイングをしています。
これを続ければ正し右手の使い方が意識できて、方向性も良くなり、ショットが安定する、という感じです。

ゴルフスイングを良くしたいゴルフ初心者がやるべきことは3つだけ

スイング理論の中には下半身リード、左手主導とか、いろいろあるけど、まずゴルフ初心者は手打ち(右手を使った)のスイングを学べばOK。
じつはアメリカやオーストラリアのゴルフアカデミーでは、初心者ゴルファーを教える時に、まず手打ちスイングからレッスンをスタートするそうです。
普段の生活でよく使う利き腕の右手を使ったスイングを最初に練習することが大切。
なので下半身リード、左手主導のスイングとかは後から勉強しても遅くありません。
具体的な練習プログラムは次の3つです。
・その1:右手を使った手打ちスイングをする
・その2:手打ちスイングでボールに当たるスイングを学ぶ
・その3:右手主導を意識してスイングをする
これだけです。
順番に詳細を見てみましょう。

その1:手打ちスイングをする!?

その1:手打ちスイングをする
まずは手打ちスイングをする
その際に重要なことは、“下半身は使わない(骨盤を回転させない)”です。
・骨盤、足はアドレスの形をキープする
・上半身だけでスイングをする
こんな感じです。
考えてみるとゴルフスイングは、“骨盤の回転”と”腕の振り”の組み合わせです。
なのになぜ手打ちスイングを勧めるのかと言いますと……。
その理由は、“初心者ゴルファーはボールが当たるスイングをする”必要があるからです。
・ボールが当たらない→ゴルフは難しいという悩みが生じてしまう!
・ゴルフは難しい→ゴルフをやめたいという迷い出てしまう!
なので初心者ゴルファーは、“手打ちスイング”から練習を行っていきましょう。
なぜなら腕の振りに、体の回転を組み合わせることは初心者ゴルファーにとって、とても難しいからです。
まずは手打ちスイングでボールが当たる成功体験を増やしていくことが大切です。
なお、手打ちスイングでボールのとらえ方が安定してきたら、骨盤の回転を後から組み合わせていければOKです。

その2:ボールに当たるスイングを学ぶ!

スイング作りでは、“ボールに当たる練習”“理想的なフォーム作り”を同時進行で行うことが大切です。
覚えておくべきは、“理想的なフォーム作り(体の回転)は後でよい”ということ。
どうしても「○○メソッド」「最新ゴルフ理論」などを試したいなら、ボールに当たるスイングをしっかり学んでからにしましょう。

その3:右手主導を意識してフォーム作りをする

右手主導を意識してフォーム作りをしましょう。
具体的には、こんな感じです。
「右手主導でスイングをする→ボールが当たる確率が上がってきたことを体感できた→次に骨盤の回転を組み合わせていく→タイミングが取れない→練習を繰り返す→安定する」
こういった感じがオススメです。
なお安定感を感じるには個人差や練習時間に対して違いが出るので、すぐに結果が出なくても、ちょっとだけ頑張りましょう。

まとめ:ゴルフスイングは手打ちスイングから始めよう!

記事のポイントをまとめます。
ゴルフスイング作りにはフォーム作りの順番が大切です。
まず最初に手打ちからスタートをして、体の回転を組み合わせればOKです。
ゴルフ初心者がやるべきことは3つだけ
1.手打ちスイングをする
2.ボールに当たるスイングを学ぶ
3.右手主導を意識してスイングをする
まずはボールに当たる感覚を最上級まで高めてから次のステージを狙っていきましょう。
こんな感じ。
初心者にとって「プロのようなスイング(理想的なスイング)を目指す」などは難しいので、高過ぎる目標は最初はやめておきましょう。
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著者プロフィール

『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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