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米ツアーZOZO選手権が2年ぶり日本開催
タイガー不在も松山、金メダリストら参戦
2年前に日本で開催されたZOZOチャンピオンシップには多くのギャラリーが集まった
2年前に日本で開催されたZOZOチャンピオンシップには多くのギャラリーが集まった【Photo by Ben Jared/PGA TOUR via Getty Images】

 株式会社ZOZOとPGAツアーが主催し、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が共催するZOZOチャンピオンシップ(千葉県・アコーディア・ゴルフ習志野CC)は、日本で初めて行われるPGAツアーとして注目を集めた。


 2019年10月に行われた第1回大会は、悪天候で最後の7ホールを月曜日に持ち越す展開の中、タイガー・ウッズが通算19アンダーで逃げ切り優勝を果たした。1965年にサム・スニードが52歳でマークしたPGAツアー最多優勝記録の82勝に並ぶ勝ち星であり、それをタイガーは43歳で達成して、さらなる記録更新が期待された。


 タイガーの優勝で幸先のよい滑り出しを見せた新規トーナメントだったが、翌年はコロナ禍に見舞われ日本での開催を断念。日米ともに多くのトーナメントが中止や延期される中、本大会は、会場を米国カリフォルニア州シャーウッドCCに移して行われた。


 そして今年は本大会が日本に戻り10月21日から24日に行われる。残念ながら、今年2月の交通事故によるけがでリハビリ中のタイガーの姿は見られないものの、マスターズを制した松山英樹、東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ、メジャー2勝のコリン・モリカワなどそうそうたるPGAツアーの60人の強豪が顔をそろえる。

有観客で行われる今大会、2年ぶりの松山のプレーに注目が集まる

松山が有観客で日本でプレーするのは2年前のZOZOチャンピオンシップ以来
松山が有観客で日本でプレーするのは2年前のZOZOチャンピオンシップ以来【Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images】

 第1回大会では、タイガーに3打及ばず2位で終わった松山は「順位をもうひとつ上げたい。日本人選手として、初優勝できることを願っている」と意欲を見せている。


 松山の日本での試合は東京五輪以来だ。しかし、五輪は無観客だったため日本のファンの目の前で松山がプレーするのは、おととしのダンロップフェニックス以来になる。ギャラリーは1日5000人に制限されているが、松山が大ギャラリーを引き連れてプレーするのは間違いないだろう。


 PGAツアーで4勝を挙げているシャウフェレの母親は台湾出身だが、子供時代を日本で過ごし、今も祖父母が東京・渋谷に住んでいる。孫が日本で金メダルを獲得したときには、大喜びしたそうだ。それだけにシャウフェレもやる気満々だ。

「東京五輪で金メダルを獲得できて日本への愛が深くなりました。また習志野でタイトルに挑戦できることを楽しみにしています」とシャウフェレ。また祖父母を喜ばせることができるかもしれない。


 昨年の全米プロと今年の全英オープン、2つのメジャーをいずれも初出場で初優勝という驚くべき活躍を見せたコリン・モリカワも、その名前からも分かるように、日本にルーツを持つ選手だ。

「国際的にもう一度勝利を確実にできたとしたら、かなりクール(格好いい)なことです」とモリカワは語っている。

久保田千春(ゴルフジャーナリスト)

長らく週刊ゴルフダイジェストでトーナメント担当として世界4メジャーを始め国内外の男子ツアーを取材。現在はフリーのゴルフジャーナリストとして、主に週刊誌、日刊誌、季刊誌になどにコラムを執筆している。

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