ピンにしっかり寄せる!ピッチエンドランの基本の打ち方

Gridge(グリッジ)

【photo-ac】

ランニングアプローチをマスターしたら、次に覚えたいのがピッチエンドランですよね。
ボールをしっかりキャリーで運び、あとは転がしてピンに寄せていく。
ピッチエンドランができるようになると、コースの攻め方にも幅ができるため、ぜひとも覚えたい技術のひとつです。

ピッチエンドランはどんな時に使う打ち方?

アプローチは、できるだけ転がして寄せるのが基本です。
ですが、グリーン手前にバンカーや池などがある、2段グリーンになっているときはボールを上げる必要があります。
そんな時、ピッチエンドランを身に付けていれば、障害物に惑わされることなく、安全に攻めることができるため有利になります。
ピッチエンドランができなければ守りのゴルフしかできませんが、ピッチエンドランができれば、攻めのゴルフが可能になります。

ピッチエンドランにはどのクラブを使うべきか

ピッチエンドランに最適なクラブはどれでしょうか?
サンドウェッジ? それともピッチングウェッジ?
これは教える人によっても変わってくるのですが、難しく考えないのであれば、ピッチングウェッジかアプローチウェッジが基本のクラブになります。
打ち方を変えれば、どのクラブでもピッチエンドランに使えるのですが、求められるスキルも高くなります。
素直にクラブの特性を活かしたピッチエンドランをマスターするほうが、習得が早くなりますので、まずはピッチングウェッジかアプローチウェッジで練習してみましょう。

ピッチエンドランの基本の打ち方

ピッチエンドランを打つ時は、足の幅は肩幅よりも少し狭くし、ボールの位置は真ん中にセットします。
ハンドファーストを意識して構えましょう。
ポイントは、小さなスイングの中でも、しっかりと体重移動を行うこと。
インパクトの時には、しっかりと左足体重でインパクトしましょう。
そうすることで、アドレス時よりもクラブの最下点が左にずれるため(右打ちの場合)、ダフることなく緩やかなダウンブローでクリーンにボールをとらえることができます。
距離感はテークバックの大きさで調整してください。
スイングスピードや力加減で調整しようとしないことが、ピッチエンドラン上達のポイントです。

ピッチエンドランの練習方法

ピッチエンドランの打ち方の基本を身に付けるには、繰り返しの練習しかありません。
それも、クラブごとに感覚が違いますので、ピッチエンドランで使いたいすべてのクラブで練習したほうがいいでしょう。
練習方法といっても、特別なことをする必要はありません。
正しい打ち方で打てれば、自然とピッチエンドランになります。
どれくらいのテークバックをすれば、どれくらいの飛距離が出るか、ボールはどれくらい転がるかを把握できればOKです。

安定したインパクトを身に付けよう

キャリーの距離、転がる距離、ボールの高さ、すべて安定してくるには時間がかかります。
クラブの入射角やフェースに当たる場所によって、かなり差が出てしまうからです。
どんなショットも、とにかく練習しかありません。
ピッチエンドランは、すべてのショットの基本が盛り込まれている練習ですので、ピッチエンドランの練習が他のショットの安定にもつながります。
ゴルフの基本を学ぶつもりで、しっかり取り組みましょう。
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