【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯】シニア2年目の広田悟が今季最上位で決勝R進出「上位に行って、そういうなかでゴルフしたい」

チーム・協会

ーーー 第2ラウンド ーーー

【©PGA】

初日をボギーなしの3バーディを奪い「69」で回り、3アンダー・5位タイで2日目を迎えた広田悟。この日は最終9番ホールまでトータル5アンダーと2つスコアを伸ばし、トップ5をキープしていた。しかし、ピン左の約12メートルの位置からカップを90センチオーバーし、返しも入らずボギーフィニッシュ。悔しい終わり方となったが、トータル4アンダー・7位タイで今季最上位の位置で決勝ラウンドに進んだ。

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「今週パッティングの距離感がめちゃくちゃよかった。本当に3パットなしで、お先にどうぞって感じでずっと来ていたのに、最後だけ…。」と日に日に転がりも速くなっていることも感じており、「ミスパットはやっぱり入らないですよね」と悔いが残る。ショットの調子も良いわけではなく、「どうやって打っていいんだろうってずっと思っていたけど、パターやショットの距離感がよかった。運が良かったというか、上手いことできている」と最終ホール意外ではパッティングの調子もよく、スコアをまとめられていた。

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自身の分析では、「コースが上手いことぼくと相性が少し合っているというか、その辺は気持ちよくゴルフをさせてもらっているというのもある」と自身の調子が悪くても、舞台となっているイーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)と相性がいいこともあり、2日間ともアンダーパーでのラウンド。「そして何よりもゴルフ場がきれいだしね。キャディさんがとてもいいひとたちばかりなので、助かっています」と日本でもトップクラスに入るメンバーシップ制の高級コースの景色とクラブハウスのキャディさんの存在のおかげで、落ち着いた気持ちで18ホールを完走できたことも要因のひとつとなった。

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シニアツアー2年目となる51歳の広田は、昨年のデビューシーズンを賞金ランキング73位で終え、シード権獲得となる30位以内に入ることができなかった。今季の“職場”をかけた最終予選会では44位と出場できる試合数は限られている。今大会は昨季の同80位までの選手が出場できるとなり、広田は44位の資格で今季3戦目となった。「予選通過がまずは目標だった」と余裕の位置でクリア。最終日に向けての3日目は「上位に行って、そういうなかでゴルフしたいですよね。せっかくなので、そういうところでこうやりながら楽しめたらいいなと思います」と限られた試合数ということもあり、トップ選手たちと上位争いをすることを目標に戦う。

次の試合に出場するためには、今大会での優勝が条件となる。「優勝は目指しますけどね…。できたらいいね」と少し弱気な表情を見せる。「まだまだ本当に余裕がないからダメだ! でもそこをしっかりリカバリーしながらやっていきます」と最後は笑顔で気持ちを切り替えた。現在、賞金ランク97位の広田にとって、賞金シード圏内の30位以内、最終予選会資格となる31~50位に入るためにも今回上位入賞が必須になる。今季残りの試合出場をかけた戦いが、本格的に幕を開ける。

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PGAはゴルフの正しい普及と発展を願い、誰にでも愛される「国民のスポーツ」「生涯スポーツ」となるため、日本ゴルフ界のリーダーとして活動しています。PGAの使命は、トーナメントプレーヤーの育成、ゴルフ大会の開催・運営に加え、ゴルフの正しい普及と発展を具現化するために、ティーチングプロ資格を付与したゴルフ指導者を育成しています。さらにPGAでは幅広い分野で積極的な取り組みを行い、地域に密着した社会貢献活動、ジュニアゴルファーの育成など多方面にわたる取り組みを日々歩み続けています。

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