方向性抜群のスリークォーターショットをラウンドで使ってみよう

Gridge(グリッジ)

【photo-ac】

こんにちは、ライターのとやです!
「スリークォーターショット」という打ち方をご存知ですか?
フルスイングの4分の3の振り幅で打つショットのことです。
これ実は、実戦ラウンドでかなり使えるショットになるんですが、アベレージゴルファーであまり使っている人を見たことがありません。
飛距離もあまり落ちないし、何より方向性が格段にいいこのショット。
「ショットが乱れる」という方は、スリークォーターショットで、スコアアップの糸口が見えてくるかも?

スリークォーターショットの打ち方

ハーフショットはよく耳にしますよね。
ハーフショットは、テークバックからフォローまでの振り幅が、腰の高さに収まるくらいの振り幅になります。
そして、スリークォーターショットは、フルショットとハーフショットの中間程度なのですが、実際には(右利きの場合)左腕が地面と水平に上がるくらいの振り幅です。
こうすることで、自然とフルショットとハーフショットの中間のスイングが完成します。
実際に鏡などでチェックしてみるとわかるんですが「え? こんなに小さいスイングなの?」と思う方も多いと思います。

実は結構飛んでくれるスリークォーターショット

想像以上に小さいスイングだと感じることもあるスリークォーターショット。
練習場でボールを打ってみると、かなり飛距離が出るんですよね。
フルショットからせいぜい10%減くらいのイメージではないでしょうか。
スイングが小さいために、ボールにしっかりとミートすることができますので「分厚いインパクト」も感じることができますよ。
実際にスリークォーターショットをしてみて、飛距離をつかんでくると、番手間の微妙な距離が残してしまった時など、使える場面も増えてきます。

一番のメリットは方向性とミート率

スリークォーターショットで一番うれしいメリットが、方向性とミート率の高さです。
力を入れてクラブを振り回すことがありませんから、まず飛距離については他の方と競うことは考えませんよね。
なので平常心でスイングできます。
そして、力が抜けてリラックスしたスイングは、アドレスで合わせた方向(フェース)が暴れにくく、しっかり戻ってきます。
なので、狙った方向に打ち出せる確率が非常に高いんです。
それに加えて、力まないから再現性が高くなって、しっかりとボールをとらえることができるんですね。
方向性も高い、ミート率も高いとなれば、実戦ではかなり多用できるテクニックになりそうです。

スリークォーターショットによるデメリットは?

スリークォーターショットを打つことのデメリットを考えてみましたが、飛距離が落ちること以外のデメリットは見当たりません。
飛距離がほしければ番手を上げてショットをすればいいだけなので、メリットのほうがはるかに大きいと言えそうですね。
強いて言えば、スイングが小さい分「手打ち」となりやすいので、ボディターンを意識してスイングすることが注意点でしょうか。
それさえ意識してスイングをすれば、ミスショットの確率が激減する日も近いかもしれませんよ。
いかがでしたか?
今度の練習で、まずはスリークォーターショットの飛距離を調べてみてください。
すぐに実戦で使えるショットですので、あなたの強力な武器になってくれるかもしれませんね。
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『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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