香川所属のPAOK、伝統のテッサロニキダービーはPAOKが土壇場で追いつき、引き分け(2-2)

PAOK FC
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【©PAOKFC】

香川はリーグ戦初先発し、前半終了時に交代。アリスが2点先行したが、PAOKが試合終了間際の2発で引き分けに持ち込んでいる。

 ギリシャ・スーパーリーグ第25節、香川所属のPAOKはアリス・テッサロニキとのダービーマッチ。3位PAOK対2位アリスの上位対決となった。

 序盤にボールを握ったのはPAOK。クレメンチークがチャンスを演出するも得点は入らず、攻めるPAOKと守るアリスという構図になった。

 先制点を奪ったのはアリス。前半26分、ミドルシュートのこぼれ球を拾ったマンシーニの折り返しをベルトグリオがゴールに流し込みアリスが敵地で先制。2点が必要となったPAOKはハーフタイムに香川を下げてシフィデルスキを投入。前線にストライカーを並べて前線を厚くする。

 69分、中盤で引っ掛けたアリスがカウンターから貴重な追加点を奪い2点リードとする。PAOKは果敢に攻めるもアリスのゴールをこじ開けることが出来ない。76分にジヴコビッチが倒れPKを獲得したが、オンフィールドレビューの結果PKは取り消されてしまった。

 時間がないPAOKは中盤を省略してパワープレイでゴールに迫る。88分、ロングボールが後ろ流れてきた所にインガソンが反応し1点を返した。

 シンプルにボールを放り込み同点ゴールを狙うPAOKは、90分+2分にロングボールに飛び出した相手GKとインガソンが接触しPKを獲得する。このPKを先日契約延長したキャプテンヴィエイリーニャが値千金の同点ゴールを決め土壇場で2-2と追いつき試合終了。

 次節今季最後のリーグ戦はアウェイでパナシナイコスと対戦する。

伝統のテッサロニキダービーは土壇場で引き分け 【©PAOKFC】

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著者プロフィール

PAOK(パオク) FCは1926年に創設されたギリシャのサッカークラブです。オリンピアコス、パナシナイコスとともに一度も2部に降格したことがない名門クラブで、3回のリーグ優勝と7回のカップ戦優勝を誇ります。本拠地のテッサロニキはギリシャ第2の都市であり、北部ギリシャの人気クラブとして熱狂的なファンを抱えています。

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