飛距離に特化!ダンロップ新作「ゼクシオ クロス アイアン」

スポナビGolf

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飛びやすさや爽快な打球音で多くのゴルファーの支持を集める、ダンロップのゼクシオシリーズ。そこで今回は2020年12月に発売された「ゼクシオ クロス アイアン」をクラブフィッターの小倉勇人さんに試打してもらい、その特徴と感想を語っていただきました。

最大の特徴

やさしさを求める、安定してゴルフをする、ミスへの寛容性などバランスを考えて作られています。

ゼクシオの技術を使って飛距離に特化したモデルを作ろうと生まれたのが、ゼクシオ クロス アイアンです。

フォルムの特徴

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ゼクシオの特徴をかなり引き継いでいるモデルです、薄く弾きの良いチタンフェースもそのひとつです。薄くすることで弾き感があり、ボール初速を出しながら、その余剰重量をガッツリと後ろにもってくることで、深く低い重心で球が上がりやすく飛ぶ設計になっています。

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ゼクシオのアイアン同様、ポケットキャビティ構造になっています。TWIN GROOVEという技術でフェース下側ギリギリまで溝が掘られていて、下側の反発も落とさずに飛距離が出しやすくなっています。

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重心を深くするために幅広いソール幅になっていますが、接地面を減らしてヘッドの抜けをよくする工夫がされています。

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今回のゼクシオ クロス アイアンは、飛距離を追求するために通常のゼクシオより長い番手で、7番で37.75インチと1インチ以上長く設定されています。

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シャフトは長くなればなるほど抵抗を感じやすくなりますが、その抵抗を少しでも減らして軽やかにヘッドスピードを上げられるようにシャフトを軽量化して、グリップにウェイトを配置しヘッドが走りやすくしています。

ヘッドの構造、チタンフェースにより、楽に飛距離が出せるように設計されているモデルです。

ワンポイント

通常のゼクシオで飛距離を追求するのではなく、別ブランドなのが良いですね。

ゼクシオが売れた理由はバランスの良さです。そのゼクシオのブランドを壊さずに飛距離に特化した別物のブランドを作ることで、ゼクシオのブランドがさらに光ると思います。

おすすめユーザー

メインのユーザーとしては、60代前後の飛距離を求めるゴルファーになると思います。ただ、使いやすいし、距離も出せるかなり欲張りなアイアンに仕上がっていますので、振りごたえはそこそこあります。若い方でもとにかくアイアンで球を飛ばしたい人にはおすすめです。ぜひ一度試してみてください。
※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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